今日はうちの5番目の猫【又吉=オス・3歳】のことを書きます。
2018年6月14日の夕方、私とすばる(うちの柴犬)はいつものように散歩していました。ふと見ると民家の横の細い道の真ん中に黒いゴミのかたまりのようなモノが落ちていました。
すばるがそのゴミのかたまりに寄っていきクンクンにおいをかいでいるので、『なに?』と私も近寄ると、なんと動くのです!
ええ!これ子猫じゃん。
↑↑↑ギスギスな体で毛はボサボサ、目はホコリと目やにが固まってほぼ開いてない状態…もしかしたら目がつぶれちゃってるんじゃないかなぁ?
その上、風邪をひいているようで鼻水ジュルジュル。かろうじて手足をバタバタさせていました。
《このまま放っておいたら死んじゃう》と思い、いてもたってもいられず連れて帰り、かかりつけの獣医さんに診てもらいました。
『結膜炎と風邪ひいて鼻水がひどいね』ということで、きれいに拭いてもらい風邪薬と目に塗る軟膏をもらってうちへ連れて戻りました。
しばらくうちで養生して、元気になったら誰か里親さんを探そうと思っていたのに、ペットメモリアルRinneの代表 大嶽安奈は『うちでそのまま面倒をみてあげようよ』と。
『あのねぇ、うちにはもう4匹もいるんだよ。犬もいるし』と躊躇する私に、『もうこうなったら4匹でも5匹でも一緒じゃない?』と主人が。…ということで結果うちの子になりました。
じゃあ名前をつけてやらなきゃ。『風邪ひいてぐちゃぐちゃだったから…風(風邪をかけて)の又三郎にするか。いや、又三郎じゃ長いから【又吉】でイイじゃん』ということで、私、浅香裕子が決めました。
いつものごとくミルクをやって、風邪薬も飲ませて、目には軟膏をつけてテカテカになりながらも大きくなってくれました。↓↓↓
毛色はブルーです。ロシアンブルー系が混ざったMIXなのかな?…元々小さく生まれた子のようで(なので母猫は育児放棄してしまったと思います)、オスにしてはちょっと小さめです。
でも、代表は又吉のことが大好きです!…『又君は人見知りせず誰にでもフレンドリーに寄っていくんだよね』と、親バカぶり。誰にでもフレンドリーに寄っていくのって親(あんた)ゆずりかい。
そして又吉はにおいに敏感なんです。トイレを済ませると、他の猫はさっさと出て行って知らん顔なのに、又吉はガサガサ砂をかいてにおい消しに余念がありません。
本来猫は自分のにおいを残さないように砂をかいて消すのです。反対に犬は自分のにおいを拡散しようと足で蹴り散らかすのです。
ふいに又吉がフロアのフローリングをかいているので何だろう?と見ると、他の猫が毛玉を吐いてあったり、汚れていたり、エサの食べこぼしがあったりするんです。いかにも《ここ、汚れてるから!》と教えてくれるように。
又吉はまだ3歳…人間でいうと28歳くらい。まだまだ遊びたい盛り!
体が小さいから余計に俊敏です。部屋の隅から隅までダーッと走り、ピョンと冷蔵庫や食器棚の上にのぼり、そこから流し台へ飛び降り、再び部屋の真ん中を走り抜けて階段を一気に上って2階へ。
そういえば、又吉もテレビデビューしてます。↓↓↓
痩せぎすで汚くて目も開けられずにもがいていた又吉。もしあの日あの道を私たちが散歩で通らなかったら、カラスに突かれて大変なことになっていたかもしれない。
そんな又吉が元気でうちの家族になっているのも本当に何かの《縁》でしょうね。又吉、みんなで仲良く暮らしていこうね!
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