音楽と思い出

作曲家のすぎやまこういちさんが亡くなられましたね。

すぎやまさんの主な作品というのが新聞に載っていましたが、その中に《学生街の喫茶店》という曲がありました。

♪ 君とよくこの店に来たものさ 訳もなくお茶を飲み話したよ…

私が初めて《レコード》を買ったのがこの曲です。レコードってなに?なんて言う人もいるでしょうね。

すぎやまさんの代表作は他にも《ハウスバーモントカレーのCM曲》もありました。♪ ハウスバーモントカレーだよ…秀樹、感激!ってやつです。

他に《帰ってきたウルトラマンの主題歌》♪ 帰ってきたぞ 帰ってきたぞ ウルトラマ〜ン。あ〜なんかすごく懐かしいです。

ちょっと前に亡くなった《小林亜星》さんも、当時よく耳にしていたヒット曲を作られた方でした。小林亜星さんは音楽だけでなく、あのインパクトある体型で《寺内貫太郎》も有名でしたよね。

加えて《樹木希林》さんが、沢田研二さんのポスターの前で『ジュリーーー』って震えてたあれもおもしろくてよくマネしました。

私たちの年代が若い頃は《新御三家=郷ひろみ、西城秀樹、野口五郎》が全盛期でした。同級生が『私はヒデキ!』とか『やっぱり郷ひろみでしょ』なんて言ってる中、私はちょっとひねくれてましたから、『いや、私はベイシティーローラーズだなぁ』と洋楽派を気どっていました。

私はどちらかというと邦楽より洋楽が好きで、それからも《クイーン》や《ABBA(アバ)》《ディープパープル》《カルチャークラブ》《ロッドスチュアート》などなど聴いていました。

そんな影響もあったのかダンスミュージックが好きで、よく《ディスコ》にも行って踊ってました。それが転じてエアロビクスのインストラクターになったといっても過言ではありません。

音楽って、当時のその時その時の状況を思い出させてくれる不思議な力を持っていますよね。その曲が流れてくると、いろんな想いがよみがえります。

中には切ない思い出もありまして、《ワム!》のジョージマイケルが歌う《ケアレスウィスパー》なんかを聴くと、今でも胸がキュンとなります。

最近夕方の散歩に行くと、秋の日は釣瓶落としで、日が落ちて暗くなるのが早いです。秋の夕焼けを見ていると、ちょっと黄昏れる気分になって、ふと学生街の喫茶店のメロディが流れました。

今日のブログは私たちくらいの年代ならわかりますが、若い人にはちんぷんかんぷんだと思います。

昔のことはよく覚えていて、最近のことはすぐ忘れる浅香裕子でした。…それ認知症ちゃうか?

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