昨日、ミルクボランティアで預かっている乳飲み猫のうちの1匹が右前足を痛がっていたので、心配になりうちのかかりつけの動物病院へ連れて行きました。
骨折してるといけないので、レントゲンを撮ってもらおうと思っていたのですが、幸い大事には至らなかったです。
動物って、とにかく《痛い》とか《苦しい》とか言えないから、人間が察してあげるしかないんですよね。それに動物も必死に我慢するから、動物病院で診てもらった時は、すでに症状がかなり進んでいた、なんてこともあります。
お金のことを言うのはなんなのですが、動物病院にかかると結構高いんですよねぇ。
ちょっとしたことでもすぐ5,000円。検査や注射となると1万円。入院なんかしちゃったものなら1泊2万円!…人間なら1泊2食付きでそこそこの温泉宿に泊まれます。
先日もお客様がおっしゃっていましたが、『ペットも人間みたいな健康保険がないといかんなぁ。そういう制度を作って欲しいわ』と。
現在ペットの任意保険はありますが、それもなかなか保険料が高いんですよね。それに年齢が上になると加入の条件もあるようですし。
今はペットというより《子供》のような存在ですから、我が子には自分の物は節約や我慢してでも、とにかくできる限りのことはしてあげたい!と思うわけです。
ですから、良い医療を受けさせてあげるためにも、病院代をもう少し手頃な値段でやってもらえるとイイのですが。
昨日、豊橋在住のI様の《ケマルちゃん=13歳・アメリカンコッカースパニエル》の葬儀をさせていただきました。
ご参列者の中に95歳のおばあちゃまがいらっしゃいました。
少し前、転んで足を悪くされてから歩くのが不自由になり、最近はほとんど外には出ないとおっしゃっていました。ですが、昨日は『ケマルちゃんとのお別れがしたいから』と、ご家族様に手を引かれて歩いてお越しくださいました。
【アニマルセラピー】という言葉があります。動物が人間を癒してくれるということです。
動物って不思議な力を持っています。昨日のように普段は歩かないおばあちゃまですが、今日は頑張って歩いて行く!ということをさせたのです。
人間は、『かわいい!』と思う動物などと触れ合うと、幸せホルモン《セロトニン》が大量に分泌され、すごく幸福な気持ちになれるのです。…それがアニマルセラピー。
ペットメモリアルRinneにいらっしゃるお客様は、セロトニン出まくりの優しい方ばかりです。
こんなにも人間に幸せを与えてくれる動物たちですので、健康でもっと長生きできるような社会制度を確立して欲しいものです。
ケマルちゃんのご冥福をお祈りすると共に、世界中の動物たちに幸あれと願う浅香裕子でした。
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