おはようございます、ペットメモリアルRinneの浅香裕子です。
今年もクリスマスイブの日となりました。2021年も残すところあと1週間。来週の今日は大晦日です。
さて、今日はRinneの代表の大嶽安奈のクリスマス話を書きます。
うちは、子供たち(長男と安奈)に【サンタクロースは本当にいるよ】と育ててきました。これは、私が幼い頃に味わった悲しい気持ちを味合わせたくなかったからです。
『サンタクロースはイイ子のところにしか来ない!あんたのような言うことを聞かない悪い子のところになんか何も持ってきてくれないわ』という、母のひと言で私は深く傷つき、幼いながらに『世の中って不平等だなぁ』と思いました。だから私の子供にはこんな悲しい思いはさせたくない!悲しいクリスマスにしちゃいけない!と深く思いました。
毎年クリスマス前に『サンタさんにプレゼントは何を頼むの?』とさりげなく聞き出し、事前に用意しました。
幼い頃はお菓子、そして小学生の頃から、おもちゃ・文具・洋服などと用意する物も変わっていきました。
ラッピングも《トイザらス》とか《イトーヨーカドー》の包み紙じゃないようにしてもらい、絶対に《サンタクロースが持ってきてくれた》ということに徹しました。
兄が人気のゲームソフトが欲しいといったり、安奈も、なかなか手に入らない人形が欲しいといった時は、本当にいくつものお店を回って探し購入しました。
ある時、確か小学生の高学年になった頃でした、『○○君が《サンタクロースは、本当は親がやってるんだよ》って言ってたけど、ホント?』と聞いてきたことがありました。
その時の私の答は『○○君ちはお父さんやお母さんがやってくれるんじゃないの?…うちはサンタさんが本当に来てくれるからお母さんは何もしないよ』と言いました。加えて『だって、うちのお父さんやお母さんがやると思う?』と言ったところ、即答で『だよねぇ〜』と。
そして安奈が中学生になった時、『私、新しい自転車が欲しいから、サンタさんに頼もう』と言いました。そのあと追加された言葉が、『サンタさんに頼めば、うちで買わなくても済むじゃん』と。…うう、なんと親孝行な子、というか天然?アホ?本当にまだサンタクロースを信じてるの?と不安になりました。
が、半信半疑でもサンタクロースを信じているんだったら、その夢を壊しちゃいけない!と、その年は自転車を買いました。
近所のママ友の家のガレージに置かせてもらって隠しておき、クリスマスイブの夜中に取りに行きうちへ持ってきました。そして安奈の枕元に《自転車のカギ》を置いておきました。
翌朝、目が覚めた安奈は、『あっ!カギが置いてある!…自転車かも』と喜んで私に報告しにきました。そして自転車置き場に目新しい自転車があるのを見て、『やったじゃん!自転車買わずに済んだね』と。
《一体この子たちはいつまでサンタクロースを信じ続けるのかしら?》と思っていましたが、高校生になった兄と中学2年の安奈に『今年はサンタクロースに何を頼むの?』と聞いたら、すかさず【現金】と言ったのでゲームオーバー!『あのねぇ〜あんたら、サンタクロースは本当はいません!現金なんか持ってきてくれませんから!』と宣言して終了。
《世の中【金】や!》なんて思った時点で子供たちは夢から現実の世界へ連れ戻されました。
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