春待ち…花より団子

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おはようございます、今日は【啓蟄】…虫が冬眠から覚めて活動し始める頃。少しずつ暖かくなってきますよ、という日ですね。

ひなまつりも終わったので、玄関のタペストリーも変えました。今日のアイキャッチの写真です…《桜》になりました。

今年の桜の開花は平年並みの予想だそうですね。名古屋は3月23日あたりが開花予想日です。『あと20日もすれば桜が咲くんだ』と思うと頑張れますかねぇ?

まあ、私は《花より団子》派ですから、《花見団子》《いちご大福》《うぐいす餅》《桜餅》で春を感じるかな。そうそう!ひなまつりの時に《いがまんじゅう》って食べますよね?…そうです、ピンクや黄色や緑の色付けしたご飯粒が上にのった白いお餅というか大福の潰れたようなのです。

実はこれって、全国的なものではなかったんですねぇ…私はてっきり全国共通だと思っていのに。関東圏の友だちに、『お雛様にはいがまんじゅうと油菓子をあげるよ』と言ったところ、『いがまんじゅうって何?』『油菓子ってどんな物?』と言われてびっくりでした。

いがまんじゅうはもとより、油菓子まで知らないとは…と、改めてローカル的なものを感じました。油菓子って三河の人なら知ってますよね?

かりんとうのような、ドーナツのような揚げ菓子です。これも、作る人によって甘さや硬さや形が違うんですよね。

基本的には5cmくらいの長さで大体直径が1cmくらいの棒状です。ひねってあったり、ちょっと編んであったり、そのまま切り放しになっていたりと形が違います。

材料は、基本的には薄力粉、卵、砂糖だけ。それを混ぜて硬めの生地にして、形に切って油で揚げるだけ。

中にはベーキングパウダー(重曹)を入れて少しふっくらさせたり、黒ゴマを入れてアクセントにしたり、いろんなアレンジもできます。

私が子供の頃は祖母がよく作ってくれました。まだ何っていうお菓子がなかった頃ですから。でも、美味しかった記憶があります。ひなまつりというと油菓子でした。でも、最近は見かけなくなりましたねぇ。去年だったか、ローカルな小さいスーパーに《昔懐かしい油菓子》って書いて売っていたのを見ました。

昔を懐かしむってことは年をとったってことですねぇ。

昔を思い出しながら、それぞれ季節の【節句】を楽しむようになってきたんだなぁ…と感じる今日この頃です。桃の節句が終わったので、今度は端午の節句を楽しみに日々を過ごしていきます。…兜飾りでも買ってこようかな。

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