大谷資料館

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おはようございます、Rinneの母です。また今日も栃木県の話を書きます。

栃木県宇都宮市の大谷町ということろに《大谷(おおや)資料館》という施設があります。《おおたに》ではなく《おおや》と読みます。…おおたにだと大谷翔平君の記念館みたいに思ってしまいそうですものね。ユニフォームもバットも置いてないですから。

じゃあなにかというと、《大谷石(おおやいし)》の地下採掘場の跡地を公開しているところです。大谷翔平君が掘っているわけではありません。…って、そんなんわかっとるわ!

この辺りは、この大谷石が採れる地区で、深さは、深いところで地下60m、広さが約2万平方メートルに及ぶ採掘場で、ざっと野球場が1つすっぽりと入ってしまうほどの大きさです。…『ほらやっぱり大谷翔平君がいるのかも』って、そんなわけないやん。

すごく神秘的な感じのする空間です。下の写真の右端に人が写っているので、めちゃくちゃ広い空間というのがよくわかると思います。

坑内の気温は常に8度前後なので、入ると冷んやりしますし、地下冷蔵庫という感じで、昔は《貯蔵庫》としても使用されていました。

で、この《無機質》な空間は、いろんな映画やプロモーションビデオの撮影にも利用されたり、コンサートや能楽公演、美術展なども開催されました。

華道家の《假屋崎省吾》さんの作品も置いてありました。↑↑↑

そして、この大谷資料館の周辺には《大谷景観公園》があり、《平和観音》が立っています。…というより、高さ27mの自然の岸壁に彫られた観音像です。

すごいわ〜、こんなんよう彫ったねぇ。

あと、《天狗の投げ石》というのもあり、これは崖の上に乗った大谷石なんですが、微妙なバランスで落ちない状態を保っている感じです。

天狗が投げて乗せたという伝説が残っていると書かれています。地震が発生しても落ちないで欲しいです。…『落ちない』ということで、《合格祈願》に訪れる人もいるかも。

それと、天然の洞窟の中にお社が包まれたというか、はめ込まれたような《大谷寺》というところもあります。こちらでは御朱印をいただいてきました。

ということで、今日は栃木県宇都宮市の大谷地区のことを書きました。なかなか珍しいモノを見学できて良かったですよ。ではまた明日〜!

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