おはようございます、Rinneの母です。今朝はもう初冬を感じさせるような風でした。すばる(うちの柴犬)が快適に散歩できる季節になりました。…暑いと大変ですので。
私は毎朝すばると散歩しながら、いろんなことを考えます。…今日１日の段取り、今度のお休みの日にやらなければならないこと、買い物リスト、ブログのネタなど。
その時に《アンガーマネジメント》をすることも多々あります。
《アンガーマネジメント》ってなんのことかご存じでしょうか？…直訳すると《怒りの管理方法》です。
人間には《喜怒哀楽(きどあいらく)》があります。その中に《怒り》も入っていますよね。その怒りの感情を上手くコントロールる方法ことです。
10人10色というくらいですから、人間は個々でいろんな性格や感情・感覚・発想・信念・価値観などの違いがあります。それがぶつかり合ったりすると《怒り》が生まれたりしますし、意図的に(…偶発的という場合もありますが)自分の嫌なことを押し付けられたり言われたりして悲しい思いをすることもあるかもしれません(…要するにハラスメントです)。
そんな時に自分の感情(怒り)をどうコントロールするかということです。
この世の中で生きている限り《怒り》の感情を抱かない人なんていないでしょう。大なり小なりイラッとくることはあると思います。『ムカつくぅ〜』なんてセリフを日常的に使っている人もいるのではないでしょうか？
そんな時、ストレートに自分の怒りをぶつけてしまったら、相手や周りの人との人間関係に支障をきたしてしまいます。それに冷静になると自分でも『あんな言い方しなきゃよかった』なんて後悔する場合もあります。自分も他人も平安で円滑な状態を保つために、上手な《コミュニケーション》の取り方で解決することが望ましいですよね。
そのためにはちょっとした《コツ》があるようです。
基本的には《６秒ルール》というのがあります。
突発的に《怒り》が生じた時、６秒待つとその感情がまず少し静まって収まるそうです。完全にはなくなりませんが、とりあえず《理性》が優位になるようです。
ムカ！っときたら①６秒心の中で数える。②黙って《左手》を強く握りしめる(げんこつを作る)のもイイそうです。でなければ③その場からすぐに離れる。そして、少し冷静になったら、なぜこの《怒り》が生まれたのか自分と相手の立場を考えながら分析してみると良いと思います。
で、私は清々しい朝にすばると散歩しながら考えます。
でも、実は考えても考えてもどーしても納得いかない場合もあります。まあ、そんな時は客観的な見方をして建設的にコミュニケーションを取ってみると良いと思います。
私の場合、この客観的な見方というのか、『これは私が理解しなければ解決できないことなんだね』と切り替えなければならないことがあります。…私はできた人間ではないので、これがなかなか難しいんですわ。
今日のアイキャッチの写真の新聞記事にあるように《カサンドラ症候群》という言葉は聞いたことがありますか？
《発達障害》のパートナーを持つと、日常生活で共感し合えなかったり、理解不能な行動に苦しんで自分が精神的に病んでしまうというものです。
《発達障害》というのは知っていますか？
自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群、注意欠陥多動性障害などがあり、一般的な人とは脳の構造がちょっと違うんです。なので、普通の考え方と違った言動をとったりします。
うちの主人は《アスペルガー＝自閉症スペクトラム障害》で、障害者手帳も持っています。…なんて書くと、『偏見だ！』と言われるといけないのでフォローもしておきます。
アスペルガーの有名人としては、イチロー、スティーブ・ジョブス、ビル・ゲイツ、米津玄師、さかなクン、そして偉人としては織田信長、坂本龍馬、山下清、エジソン、アインシュタイン、ダビンチなど、天才といわれる人が多いです。
ですが、《紙一重》という言葉もあるくらいで、取り扱いはホント大変です。
ひと言でアスペルガー・発達障害といっても、人それぞれに症状が違うようです。ですが、ざっくり言うと《こだわりが強い》《コミュニケーション能力に問題がある》などがあり、こっちは振り回されたり、かなり不快な思いをすることが多いです。
一時期、それで私も《うつ病》になったり《パニック障害》を起こしてしまったこともありました。何度《離婚》しようと思ったことか！
が、アンガーマネジメントで相手の《良いところ》をなるべく見るようにしています。発達障害は《個性》として見るしかないです。…本人は当たり前だと思ってやっているのだから仕方ないですもの。
私も完璧な人間じゃないしロボットでもないので、抜けてるところとか不得意なことダメな部分もあります。みんなでそういうところを補って支え合って生きていくことが大事ですよね。
そう自分に言い聞かせながら今朝はすばると歩きました。昨日の超ムカつくダンナの仕打ちに耐えながら。
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