蒲郡みかん

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おはようございます、ペットメモリアルRinneの浅香です。

《秋深き 隣はみかんを食う人ぞ》え?そんな俳句ないよ。はい、みかんを食べたのは私。

昨日、蒲郡から叔父が来店しました。『ちょっとそっちへ行く用事があるから、ついでに寄るよ』と電話かあって。…そっちへ行く用事って言いながら、わざわざ来てくれたようでしたが。

叔父は来年2月の誕生日が来ると《80歳》になるとのこと。私の母の末の弟です。

叔父は末っ子ということもあり、母やその他の叔父・叔母と比べると結構自由奔放なところがある人です。が、他人に迷惑をかけることは全くありません。むしろ《お人好し》な性格。ただ、概念にとらわれず、割と《広い視野》で物事を判断する人です。

うちの家系は、(私が言うのもなんですが)生真面目で正義感が強いところがあります。だから《警察官》や《自衛隊員》《公務員》《証券マン》《金融関係者》の親戚が多いです。

かくいう私も最初は金融関係の仕事につきました。その後結婚してからは《医療事務》、出産後には《司法書士の補助者》などの仕事をしていました。…はたから見れば『真面目な人』って見られそうでしょ?

ところが、なんの因果か《フィットネス・インストラクター》が【天職】となり、楽しく仕事をしていました。

先程も書きましたが、俗に言う《かたい》職業についている親戚縁者が多い中、その叔父だけは普通の会社に入り、その後、知り合いに頼まれたかなにかでホテルの支配人に転職したりと、他の叔父・叔母とは発想や考え方も違っていました。

格好もオシャレで、昔から《ダンディ》な叔父でした。…その後《ちょいワル親父》になり、今は《若見えジジイ》かな。

そんな叔父が昨日は【蒲郡みかん】を持って、Rinneに来てくれました。

蒲郡みかんは代表が好きなんです。以前《ステッカー》が欲しいからと、叔父に頼んで柑橘組合の人に融通してもらったこともありました。それを覚えていてくれて、わざわざ蒲郡みかんを箱で持ってきてくれました。…たくさんあるので、Rinneをご利用してくださるお客様にもお裾分けしようかな。

私は蒲郡出身なので、子供の頃からみかんは《もらうモノ》で、わざわざ買うモノではないんです。

母や叔父の同級生や友達は《みかん農家》をしている人が多かったので、出荷できない《規格外》のみかんはくれるんです。でも、規格外とは言っても中味は美味しいみかんです。多少の大きい小さいはありますが、大量にカートごとくれるので《食べ放題》です。

少なくなってくると、どこかから『クズみかんあげるで、もらって』と、また大量にやってきます。だから買ったことがないんです。

そんな《ありがたい》生活を送っていたので、私は特別『みかんを食べた〜い!』なんて思ったことがありません。むしろ、りんごとみかんとあったらりんごを取るし、オレンジ味のモノって選びません。

が、昨日はなぜか《懐かしい》感じがしました。それはわざわざ叔父がRinneまで持ってきてくれたからかもしれません。

『そうか、安奈ちゃんはこういう仕事をしてるんだね』とRinneの店舗を見ていき、『今はペットも大切にされとるでなぁ。大事に見送ってあげることはイイことだ』と言ってくれて、『こんなきれいなところで、人間のようにちゃんと葬式してあげられのはイイなぁ。…頑張れよ!』と励ましの言葉を送ってくれ帰りました。

良くしてくれる身内・血縁者がいるというのは心強いですしありがたいことです。段々叔父や叔母も高齢になり、お別れする時期も近いかもしれませんが、ご縁は大切にしたいです。

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