青森県 酸ヶ湯温泉 Part2

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♪ババンバ バンバンバン ババンバ バンバンバン イイ湯だな イイ湯だな 湯気が天井からポタリと背中に 冷えな 冷えな ここは青森 酸ヶ湯の湯

とでも歌いたくなる、ここ最近の私。ペットメモリアルRinneの母です。今日は再び《酸ヶ湯温泉》のことを書きます。

11月9日豊橋を朝6時40分発の新幹線で東京へ。東京で東北新幹線《はやぶさ》に乗り換えて新青森まで。そしてJR奥羽本線に乗り換えてひと駅で【青森駅】に11時42分に到着しました。

【青森】って聞くと『うわ、めちゃくちゃ遠いやん』と思いますが、上野発の夜行列車に乗らなくても新幹線で5時間で行けちゃうんです。…新幹線って便利やわぁ。

今回は、全国旅行支援も実施中だし、前から絶対に行きたかった《酸ヶ湯温泉》に『よし、行くぞ!』(吉幾三ではありません)と出かけたわけです。遠くに行くなら少しでも割引がきく時に行った方がイイですもんね。

青森駅の東口を出て北へ5分も歩けば、もう津軽海峡の海が見えます。上の写真の右側のレンガ色の建物が《ねぶたの家 ワ・ラッセ》で、左側の建物が《A-FACTORY》という工房とマルシェ(市場)がひとつになった複合施設です。上に架かる大きな橋は《青森ベイブリッジ》。その向こうに《八甲田丸》が艇泊していて、その手前が《駅前ビーチ》です。

今回宿泊した《酸ヶ湯温泉》は青森駅から車で1時間程かかります。午後2時に青森駅前から出る無料送迎バスを利用させていただきました。JRバスでも行けるのですが、片道1,000円以上かかるので助かります。

午後3時に酸ヶ湯温泉に到着し、フロントでチェックインしてお部屋へ案内してもらいました。

今回は《湯治棟》を利用します。他にはもちろん《旅館棟》もありますが、湯治棟の方がかなりお安く泊まれます。

6畳の部屋で洗面所・バス・トイレは共同を利用します。

湯治目的の人は《自炊》する人もいるようで、給湯室もありました。

広いロビーには『青森に来ました!酸ヶ湯温泉でっせ!』と言わんばかりの装飾が施されていました。

早速《ヒバ千人風呂》へ入ろうかとも思ったのですが、せっかくお天気も良かったので、『まだ陽の高いうちに外を散策してこよう』と出かけました。

八甲田連峰の《大岳》にはすでに雪が積もっていました。紅葉もかなり進んでいました。でも気持ちが落ち着く景色です。

少し歩くと《八甲田山登山口》がありました。もう少ししたら極寒・猛雪の季節に突入です。なんといっても真冬には積雪量がすごいですからね…積雪3mなんて想像できません!駐車場脇の公共トイレの建物が余裕で雪に埋もれるそうですから。

八甲田山登山口から少し行くと《地獄沼》がありました。地獄ということは、もう少し先に《極楽沼》もありますよ。

酸ヶ湯自然観察路の途中には温泉の噴き出し口もあり、湯気がすごかったです。その奥には《まんじゅうふかし》があります。

その辺りを散策していた観光客のおばちゃんたちが『この先にまんじゅうふかしがあるんだって』『へえ、温泉饅頭売ってんの?』という会話をしていましたが、ここで温泉饅頭は売ってません。

《まんじゅう》というのは津軽弁で《お尻》のことだそうで、下に温泉が流れ蒸気が上がってくるこの箱型のベンチに座ると、温かくてお尻がぬくぬくするので《まんじゅうふかし》と言います。

小一時間程辺りを散策して、その後お風呂に入りました。そして午後5時半から夕食です。

湯治食なんで、自宅でご飯を食べるくらいのヘルシーな食事量です。高級旅館での夕食のように、あれもこれもとごちそうが出るわけではないですが、私にはちょうどイイ量です。イワシのつみれ汁、お出汁がきいて上品な薄味でめちゃくちゃ美味しかったです。…おかわり自由です。

夕食のあとはまたお風呂に入ったり、ラウンジでくつろいだり、久々にゆっくりと本を読んだり、私だけの贅沢な時間が流れました。たまにはこういう時間を作らないとねぇ。

そして、夜8〜9時はヒバ千人風呂が女性専用となるので、またお風呂に入り、体が芯から温まりポカポカの状態でぐっすり寝ました。

次の日、朝イチ午前4時からまたお風呂に入りました。普段毎日4時に起きるので、やっぱり目が覚めちゃうんですよねぇ。でもこの日はすばるの散歩に行かなくても良いので、お風呂でまったりして朝6時45分からの朝食に行きました。

朝食はバイキングでご飯もパンもあり、おかずの品数も多かったし美味しかったです。酸ヶ湯温泉のお料理は素材もイイのか薄味でとても良い味付けです。湯治で毎日食べてもあきない美味しさです。

帰りは酸ヶ湯温泉から青森駅までまた無料送迎バスが出ました。午前8時50分出発で(帰りは下り坂なので)9時40分過ぎには青森駅に到着しました。

さあ、最後に《津軽海峡・冬景色歌謡碑》を見て帰ります。

この歌碑の前に立つと、人感センサーが働いて♪ジャジャジャジーン タラララーン〜と津軽海峡・冬景色のイントロが流れ、石川さゆりさんが♪上野発の夜行列車降りた時から〜と歌い始めます。…この時、誰もいなかったので、私も石川さゆりさんになりきってここで歌っちゃいました。

ということで、このあとおみやげを買って14時台の新幹線に乗り、豊橋には20時前に到着しました。

豊橋から車で東京・大阪・信州なんかへ行くのにも5〜6時間かかるわけですから、同じ時間をかけて青森や大分県の温泉にも行けます。しっかり元気に仕事して、またあちこちへ遊びに行こうと思います。

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