殺処分ゼロをめざして

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おはようございます、最近、朝はぐっと冷えます。赤く光る首輪を着けて、すばる(うちの柴犬)は元気に散歩しますが、私は寒い!

今朝の中日新聞に《動物殺処分ない社会に》という見出しで、北名古屋市の動物愛護ボランティアの女性が啓発活動をしていることが記事に載っていました。…アイキャッチの写真です。

この北名古屋市の彼女がしているのは、《ある犬のおはなし》という、以前は飼い犬だったのに飼育放棄され殺処分になってしまう犬の物語の絵本を、愛知県内の小中学校と市の図書館に寄贈しているそうです。

全国的に《殺処分ゼロ》と声を上げているにもかかわらず、なかなか殺処分数が大幅に減っていかないのが現状です。

これってやっぱり、まず根本は《安易にペットを飼わないように》ではないでしょうか?

私の知る限りではそういう人はいませんが、聞くところによるとこんな感じだそうです。ペットショップで生体販売をしているのを見に行き、『可愛い!』とばかりに見ているお客さんのところへすかさず店員が『抱っこしてみますか?』と近寄りペットを触らせる。たまらなくなって『わあ、可愛い!こんな子がいつもいてくれたらイイよねぇ』と、衝動買いをしてしまう。

が、最近の犬猫はやたら高価です!

人気の犬種や、血筋のイイ子になると100万円近い値段もついています。で、まあ平均的な相場は30〜50万円。値段を見て一旦躊躇するものの、今はクレジットで分割払いが可能になっているペットショップも多いため、『月々1〜3万円のお支払いで、1年〜2年で払い終えてしまいますよ』と、言葉巧みに勧めるわけです。

で、ワクワクしながら購入し、ウキウキして家に迎え、さあ飼育開始となったら《排泄物》で家を汚す、処理・後片付けをしなくちゃいけない、匂いもする、ご飯やお水もちゃんと与えなければいけない、犬なら散歩にも行かなくちゃならない、時には猫が家具で爪研ぎをしてしまったとか、犬が靴やらクッションなどを噛んで壊してしまった、やたらキャンキャン吠えるなど、トラブル続発!

『こんなはずじゃなかった…』と、飼育放棄してしまったり、故意に逃してしまったりなんて人がいるということです。

だから《保護犬・保護猫》が後を絶たないんです!…最近、保健所などで保護される犬が、『これは明らかに血統書付きのイイ犬でしょう』という子が多いそうです。

無責任にペットを飼うのはやめましょう!

ペットもひとつの《命》です。生きているんです。ぬいぐるみとか単なるモノじゃないんです。責任を持って飼育する《義務》が生じてきます。

飼い主さんは心してペットを迎えないといけないですし、自分が飼い主として飼育できなくなった時のことまで考えないといけないんです。そして私がこれから広めていきたい《ペットの終活》のことまで考えていただきたいです。

日本もペットを飼う場合は《完全登録制》にした方がイイと思います。…多頭飼育崩壊をなくす意味でも。

もっともっといろんなことを考えて改良・改正していかないと《殺処分ゼロ》を実現するのは不可能です。ペットは私たちにとって《大切なパートナー》として見ていきたいですから。

…ここ数日《青森ウイーク》でしたが、今日は少し《まとも》なこと書きました。でも、なんか真剣に訴えて書くブログは《かたい》ですよね。いや、いつもふざけたような浅香ではなく、こういう浅香もいるんだと知っていただけると嬉しいかな。

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