おくりびと

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おはようございます、ペットメモリアルRinneの浅香です。驚いたことに今朝のすばる(うちの柴犬)の散歩の時にも《流れ星》を見ましたよ!昨日に続き今日も現れたのでマジびっくりしました。…なんかイイことがあるかも。ウキウキ!

しかし昨日はめちゃくちゃ寒かったですねぇ。もう風がド強くて、うちなんか海からの風の影響をモロに受けて洗濯物が飛んでっちゃいそうでしたよ。

そんな日に私は《コロナワクチン5回目》の接種をしてきました。今回は《オミクロン対応ワクチン》でした。で、今のところ体調の変化はないです。まあ、ちょっとだけ腕が痛いかな。

朝、ワクチン接種の病院へ行く時も、強風で街路樹のイチョウの葉がめちゃくちゃ舞っていました。…ありゃあ掃除するのが大変だ!

それで、昨日はワクチン接種をしたので、1日中家でおとなしくしていました。熱が出たりして、翌日からの仕事に影響があるといけないと思い。

ということで昨日は録り溜めしてあったドラマを見て過ごしました。11月の終わりにBSで《おくりびと》の映画の放送があり、それを録っておいたので見ました。

以前はこの映画を見たとしても、おそらく『へえ〜』とか『ほぉ〜』で終わっていたかもしれませんが、今は違います。

今は私もペットの《おくりびと》ですから。

映画の中でもそうでしたが、《死》を扱う仕事なので、どうしても忌み嫌われるところがあります。映画の中で主人公の奥さんは、夫は結婚式場で働いていると思っていたのですが、実は納棺師の仕事をしていると知って『辞めて欲しい』と懇願します。誤解を解こうとして主人公が奥さんの手をとった瞬間、『触らないで、けがらわしい』などと言って実家へ戻ってしまうのです。

弊社もそうですが、葬儀の仕事が繁盛するのは悲しいことですし、なかなか宣伝しにくい職種です。『まだ元気なのに、死んだ時のことを言うなんて縁起でもない!』と言われかねませんから。

でも、映画の中でも言ってましたが、《死は誰にでもおとずれます》。…それに《死は尊いもの》と私は思います。

私たちは日々《命をいただいて生きています》。肉も魚も命ある存在です。それを美味しくいただいているから私たちは生存できるわけです。だからこそ死は尊いものだと考えます。

そして、劇中で笹野高史さん演じる火葬場の職員である平田正吉がこんなことを言いました。

『長いことここさいっと(ここ=斎場にいると)、つくづく思うのやの。【死は門だなって】。死ぬってことは終わりってことではなくて、そこをくぐり抜けて次へ向かう、まさに門です。私は門番として、ここでたくさんの人を送ってきた。《いってらっしゃい、また会おうの》って言いながら』と。

私、このセリフを聞いた時に《そうなんです!私もそう思いながら火葬炉の扉を閉めます》と共感して涙が流れました。

人もペットも死ぬことはつらく悲しいことです。

でも、最期はその人らしく、その子らしく、1番きれいな姿、凛々しい姿、可愛い姿で見送ってあげたいですよね。そして『また会おうね』と約束して。

映画《おくりびと》は私にとっての教科書だと思いました。いや、バイブル(聖書)です。

私は《ペットメモリアルRinne》に来てくださるペットちゃんたち全員に『お疲れ様でした』『ありがとう』『頑張ったね』『幸せだったね』とお声がけして、そして『いってらっしゃい』『また会おうね』とお見送りしてあげたいです。

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