石見銀山

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おはようございます、ペットメモリアルRinneの浅香です。

いきなりですが、5月21日(火)・22日(水)で山陰【島根県】へ旅行してきました。

今回は21日に《石見銀山(いわみぎんざん)》、22日に《足立美術館》を見て、宿泊は《さぎの湯温泉》の宿をとりました。

で、今日は石見銀山のことを書きます。

《石見銀山》ってどんなところかご存知ですか?…『銀山って言うくらいだから《銀》が採れる山じゃないの?』ですよね。その通りです!

遠く戦国時代後期から江戸時代前期にかけて最盛期を迎えた日本最大の銀山(銀が採掘された山)です。

全盛期、大変栄に栄え、一説には石見銀山周辺に20万人が住んでいたといわれ、世界の銀の約3分の1を産出したというくらいだったんです。

とにかく莫大な利益をもたらしため、信長・秀吉・家康の三英傑までもが支配に絡んでいたということです。

私は歴史に疎いのでそんなこと全然知らず、ただ有名な銀の採掘場で《世界遺産》だから『どんなところなのかな?』と見に行ったのですが、ガイドさんに色々と教えてもらいながら歩き、あらためて石見銀山のことがよくわかりました。

しかし島根県までは遠い!…前日の夜から出かけましたが、でも時間がかかりました。まあ、主人は夜中の運転もさほど苦にならないので良いのですが。

石見銀山には、その昔、銀鉱石を採掘するための《坑道》が大小合わせて約600ヶ所以上あったそうです。その坑道のことを《間歩(まぶ)》と言います。今現在特に有名なのが《龍源寺間歩》と《大久保間歩》で、ここは中に入って見学ができます。

龍源寺間歩=坑道の入口
龍源寺間歩の坑道内

採掘した鉱物は《製錬所(せいれんじょ)》で不純物を除いて純度の高い金属(銀)にします。それをこの石見銀山のある《大森》という地区(昔の集落)ですべてやっていました。

大森地区の古い町並み

その、昔の集落の町並みがそのまま残っていて、今もそこに住民が住んでいたりお店になっています。…なんだか時代劇の撮影所みたいです。

昔の家屋そのままです
店内もレトロ

今後石見銀山へ行ってみようと思っている方のために説明しますが、石見銀山は、昔の町並みや、銀採掘のための穴・坑道=間歩(まぶ)を見ることができます。

さっき言ったメインの《龍源寺間歩》へ行くのにマイカー(自家用車)では行けません。

石見銀山公園入口

車は《石見銀山公園》に駐車しておいて、そこから龍源寺間歩まで約2.3km歩いて行くか、レンタサイクル(電動機付きも有り)で行くか、電動ゴルフカート型車両(片道500円)に乗って行きます。…世界遺産なので環境保全のために車の乗り入れは禁止されています。

龍源寺間歩入口の受付へ

レンタサイクルでも電動カート=《ぎんざんカート》で行ってもイイのですが、今回私たちがお願いした《石見銀山ガイドの会》の方と一緒に、いろんな説明を受けながら歩くと良くわかります。…歴史に疎い私でもよくわかりましたよ。

《ワンコインガイド》といって1人500円で定員10名、ガイドさんと一緒に龍源寺間歩まで歩きます。10時30分にスタートして色々な解説をしてもらいながら歩くので終了までに3時間くらい要しました。

龍源寺間歩までは登り坂です。(こんなこと言ったら失礼ですが…)ガイドの方が結構高齢なので杖をつきながら歩みもゆっくりです(まあ参加者も高齢者が多かったですし)。なので、せっかちなうちの夫婦はスローペースがちょっとはがゆかったです。

で、帰りは下り坂なのでとっとと帰って来て古い町並みを散策しました。が、平日だったので閉まっているお店が多くて『ここって住んでるの?』『ここお店だよねぇ?』という感じでした。なのでお昼ご飯を食べるお店もあまりなかったです。

いろんなお店があります

なんせアクセスに不便!というのが私の印象。せっかくの世界遺産なんだからもう少し行きやすくしてもらえるともっと人も来るんじゃないのかなぁ。…車で行っても公共交通機関で行っても、大阪から4時間半〜5時間かかりますからね。

そうそう、間歩の中へ入るとひんやりとして天然のクーラーがきいてこれからの季節はイイですよ。いかがですか?

記念印

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