おはようございます、ペットメモリアルRinneの浅香です。今日は《七夕》です。毎年(梅雨時なので)雨になることが多いのですが、今年は晴れましたね。
先日和菓子屋さんで夏の和菓子を買ってきて食べました。…今日のアイキャッチの写真です。
夏場はやはりサッパリしたモノ、口当たりが良いモノが好まれますので、和菓子も洋菓子も葛やゼリー系が多くなります。
私がよく行く八町のもちやさんには《わらび餅》や《麩まんじゅう》《葛ようかん》が売ってました。
最初に言っておきます。これ全部買ってきてその日のうちに食べちゃいました。…どんだけ食べるよ!もう完全に甘味の口やなぁ。
わらび餅や葛ようかんは《葛粉》からできています。そんな葛は奈良県の《吉野葛(よしのくず)》が有名です。
吉野葛は、《吉野千本桜》で有名な奈良県吉野地方でつくられる葛粉のことをいいます。
葛粉とは、葛の根に含まれるデンプンを精製して粉にしたもの。水に溶かして熱を加えると、とろみがつき、冷やすと透明なまま固まるという特性があります。
葛のデンプンのみで作られた《本葛》は生産量が少ないため、とても貴重で高価です。 葛は生産量が少なく、精製に手間がかかることから片栗粉と比べると10倍以上の価格です。
吉野葛の粒子は細かく、コシや粘りがあり、なおかつ滑らかな食感が特徴です。また透明感に優れ、日本では古くより和菓子や精進料理など、幅広く使われてきました。
…ちょっと専門的なことを書きました。難しい話は『だからなんやねん!』って感じで敬遠されそうですのでここまで。
葛を使った和菓子は見た目にも涼やかで、この時期にはうってつけですよね。
もちやさんのわらび餅はぷるんぷるんで美味しかったです。
あと、麩まんじゅうはふわふわしていながらも、もちっとして不思議な食感が楽しめます。
食べ物からも季節を感じる、そんな贅沢な風情を味わいました。皆様もおひとついかがですか?