おはようございます、ペットメモリアルRinneの浅香です。
私には《親友》と呼べる人が2人います。昭和35年生まれの私と年も近い、34年生まれのYちゃんと39年生まれのTちゃん。
彼女らは私のことをよ〜〜〜く知っていて、気兼ねなく何でも話せて、良いことは良い、悪いことは悪い、ときっちり指摘してくれ、私の長所も短所も受け入れてくれる友だち。それはお互いにそうだったりします。
昨日、そんな親友と久々に会ってランチしてきました。彼女らと会っている時はなにも気をつかうことなく、自分自身をさらけ出してというか、ありのままの私でいられるので本当に《楽》です。
言いたいことを素直に言えるし、相手の話もちゃんと聞ける。
私たちの年代は、ちょうど親の介護と孫の世話の板挟みになる年齢です。
おかげさまで私は両方とも関係なく、悠々自適でいられます。母は2015年に亡くなりましたし孫はいませんし。
Yちゃんは昨年《胃がん》で胃を3分の2切除し、その機会に仕事も辞めて、今は孫の子守りと実母のお世話オンリーの生活をしています。
仕事を辞めたので時間をもてあましているのですが、これといった趣味もなく、でもボーッとしていることのできない性格なので、娘から(孫の)育児を押し付けられ、渋々と言いつつも喜んでやっています。…彼女は子供が好きなので、今は《生き甲斐》になっていて、本当に楽しく世話をしています。
そして時々、実家でひとり暮らしの母親(昭和11年生まれ=88歳)の安否確認にも行ってます。
Tちゃんはまだ現役で仕事をバリバリやっているので忙しく、孫はいますが、そんなに頻繁に関わってはいません。
彼女の実母(昭和12年生まれ=87歳)も健在でひとり暮らしをしているため、やはり時々安否確認に行ってます。
Yちゃんの母親はかなり耳が遠くなっているようで、補聴器も使用しているらしいのですが『雑音がうるさいから』と、はずしてしまうことが多いとのこと。
『ここ最近、こっちが言っとることが聞こえてないのか、全然話が通じん』と。そして『腰が痛いとか言うくせににフラダンス習いに行っとるもんで、毎回送り迎えしとるだよ』と。
Tちゃんちの母親は足が悪いので、買い物は彼女が車で連れて行くそうです。すると必ず『乗せてってくれてありがとねぇ。これ持っていきん』と《なごやん》の5個入パックをくれるそうです。
『うちの母親、自分がなごやんが好きだもんで、スーパーで私の分まで買ってくれるけど、私はそんなに好きじゃないじゃんね。だもんで《いらん!》って言うのに毎回必ずくれるだわ。もう、何回言ってもわからんだなぁ』と。
そして、歩くのに不自由な様子なので『ばあちゃん、シルバーカーを買ってあげるで、それ使いん』と言ったら、『私ゃ、そんな年寄りじゃないよ。まだシルバーカー使うには早い』と言ったそうです。
『何が《そんな年寄りじゃない》だよ。十分そんな年寄りだっちゅうに!《まだ早い》なんて言っちゃっとるけど、早くないわ!《今でしょ》って言いたいし』と嘆いてました。
で、Tちゃんはある作戦を立てました。『うちの息子たち(おばあちゃんにとっての孫)からのプレゼントってことにして渡したじゃん。本当は私が買っただけど、息子に名演技させてさぁ』と。
『ばあちゃん、これは俺たちからのプレゼント。シルバーカーを使って歩いた方が楽だし安全だから使って。ばあちゃんに長生きして欲しいで』と言って渡したら、涙を流して喜んだそうです。…『しめしめだわ』と言ってました。
2人ともあーだのこーだのとグチを言ってましたが、私からすれば羨ましい限りです。私には《孝行したい時には親は無し》ですから。
私は、悪いけど介護をしなくて良い身だから、話だけ聞いているとおかしくて。
今は大変かもしれないけど、色々やってあげられるうちにしっかり関わってあげて。
で、YちゃんがTちゃんに『なごやんが好きじゃないなら、今って《なごにゃん》っていうのも出たもんで、そっちにしてもらえば』と言いました。
Tちゃん、すかさず『なごにゃんでもいらん!』と。
じゃあ、私がもらおうか?…最近なごにゃん《クロ》も出たから、私はそっちが欲しい。