中秋の名月

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おはようございます、ペットメモリアルRinneの浅香です。

今日は《中秋の名月(十五夜)》です。俗に言う《お月見》ですわ。今夜は月見酒といきますか?…なんて書いておきながら、私はアルコールは飲みませんが。

中秋の名月とは、旧暦の8月15日の夜に見る月のことを言います。

お月見のならわしが広まったのは《平安時代》だということです。中国から伝わり、平安貴族たちは美しい月を眺めながら酒を飲んだり、歌を詠んだりと風雅に楽しんだそうです。

江戸時代には庶民にも広まり、秋の農作物の収穫祭と結びつけ、豊かな実りの象徴として満月を鑑賞し、お供え物をして収穫の感謝や祈りを捧げる風習となったということです。…って、チコちゃんに教えてもらったワケではないです。

ススキを飾りお月見だんごをお供えします

そしてススキを飾り、里芋や栗、月見だんごなどをお供えするようになりました。…私も昨日《お月見だんご》を買ってお供えの準備をしました。

月って、やはり太陽と比べると《陰と陽》的な相対性があってミステリアスですよね。《かぐや姫》の物語や《月光仮面》なんかも、ハッピーな感じじゃないですもの。

私は月か太陽かと言われれば、絶対に太陽傾向ですねぇ。根が陽気というか破天荒な人間ですから。

昼間の太陽の明るさとは全く違って、夜の月あかりというのは静寂で少し物悲しいような感じすらします。落ち着いた大人の雰囲気。そこに秋の虫たちが色を添える。

最近、夜は虫の音が賑やかです。とりわけ鈴虫の鳴き声は癒されますよね。一般的に虫の声と言いますが、でも、本当は《声》じゃないですよねぇ。口から発しているワケではなく左右の前翅(まえばね)をこすり合わせて出る音なんです。

耳をそばだてて聞いていると、いろんな虫の音が聞こえてきます。そうそう、そんな虫の音は電話では聞けないって知ってましたか?

例えば鈴虫が『リーン、リーン』と鳴いているのを『聞かせてあげるよ』と電話を通しても相手には何も聞こえないんです。

これは、電話は人の声の周波数を基準に伝送できるように作られているからで、虫の声というのはそれよりも高い周波数なんですね。で、人間が出せる高音域は虫の声ほど高くないので、それを電話は拾わないんです。

これ、以前《相棒》で使っていたので私は知ってました。…本当かどうか、今度ぜひ試しにやってみたいものです。

さあて、今日は《月見バーガー》でも食べようかな。皆様も今夜は美しい月を眺め、平安貴族のように風流にお過ごしください。

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