おはようございます、ペットメモリアルRinneの浅香です。今日は《寒露(かんろ)》です。…昔よく《カンロ飴》ってのを食べました。あれ、美味しかったわ。あっ、そのカンロではなく寒露は、草花に冷たい露が降りる季節になりましたってことです。
10月5日に投稿したスタッフブログ《忘れないよ!》に登場した哲学者《西田幾多郎》さんのことを覚えていますか?…『毎日読んでるワケじゃないから知らん』っておっしゃる方、是非10月5日のブログを読んでくださいね。ついでにこれから毎日読んでくださいな。たま〜にお休みすることもありますが、ほぼ毎日書いてますから。
その西田幾多郎さんは京都大学教授でもあります。次女を4歳で亡くし、《我が子の死》という随筆を残しています。そこには、自分より先に逝ってしまった幼い子供を偲び愛おしむ心が書かれています。
実は私、知らなかったのですが、西田幾多郎さんのことを調べているうちに驚きの事実を知りました。
今日のタイトルやアイキャッチの写真の《哲学の道》というのが京都・左京区にありますよね。銀閣寺から若王子神社まで続く1.5kmほどの遊歩道で、春は桜、秋は紅葉の名所として知られているところです。

この哲学の道の名前の由来は、在りし日の西田幾多郎さんが毎朝この道を歩いて思想にふけったところからつけられたということです。…『へえ、そうなんだ』という人と、『だからなに?』って人がいるでしょうが。

私も以前銀閣寺を訪れた時に通った記憶があります。さすがの観光地・京都だけに、周辺にはおしゃれなカフェがあったり博物館や神社・寺院なども点在します。

こういう写真を見ると『そうだ!京都行こう』ってJRのCMのような気持ちが起こります。
このところ仕事が忙しかったり、諸々の事情でちょっと心が疲れているんです。気持ちに余裕がないと人に優しくできないですよね。
弊社の仕事は、ご家族様に寄り添って、お気持ちを汲んでお話ししたりすることが大切です。悲しみに暮れるご家族様とのお時間を共有する上で、私たちもしっかり悲しみを受け取り、共感し、そして励まし、少しでもお気持ちが落ち着かれることを望んでいます。
結構繊細な対応が必要となりますので、ゆったりとした気持ちで接することを要求されることになります。
だから、時には自分を客観的に見たり、物事の本質をとらえたりと、哲学的な思考をするのも大事かと思うことがあります。
…難しい話になってきましたが、要するに気持ちの切り替え=ONとOFFを使い分けすることは必要になると思います。
皆様もお休みの日には普段と違った景色を見たり、いつもより贅沢してみたり、何か思いにふけってみたり、あるいは静か〜に時を過ごしたりしてみてはいかがでしょうか。…あっ、そんなのすでにやってるって?
物事の探究的な根拠に迫り、対象の本質を暴こうとするのが哲学。そうした過程を経過した上での価値は、単なる思いつきではなく様々な構想を展開できる《土台》となる。これは実社会でのビジネスでも活かされると読んだことがあります。
苦しい時こそ《哲学的思考》をあえてしてみるのも良いかも。…じゃあ、やっぱり京都行こう!哲学の道を歩こう!