西田敏行さん逝去

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おはようございます、ペットメモリアルRinneの浅香です。昨日はまた暑くなりましたねぇ。10月後半で最高気温が30度越えって、本当まいります。

昨日、俳優の《西田敏行》さんかお亡くなりになりました。…誠に残念なことでございます。

あの方の《自然体》の演技というのは素晴らしいと思っています。

普通、演劇やドラマなどは《脚本》があり、それをもとにして演じていくと思うのですが、西田敏行さんは常に《素》でやっているかのようでしたよね。その場に合った《アドリブ》で進めているんじゃないのかと思うような。

私は《釣りバカ日誌》では平成版で《濱田岳》さんがハマちゃん、西田敏行さんが《すーさん=鈴木建設の社長》という方を見て、『釣りバカ日誌っておもしろいわ!』とすぐにファンになりました。

その他《ドクターX》の《蛭間院長》役も好きでした。病院では偉そうにしているのに、奥さんには頭が上がらない院長の姿が笑えました。

あと《アウトレイジビヨンド》ではいつもの西田さんとは全く違った迫力ある若頭を演じられて驚きでした。普段の温かくおもしろい感じの西田さんとは180度正反対の、あのドスのきいためちゃくちゃ怖い感じも良かったです。…まあ《任侠モン》の映画が好きだってのもあるんですけどね。

《人生の楽園》という番組では菊池桃子さんとナレーションをやっていらっしゃいました。優しい口調で、穏やかな雰囲気を出すのがお上手だなぁ…と、いつも感心して見ていました。

名優さんが亡くなると、その方の持っているキャラがもう見られなくなってしまう淋しさがあります。これは真似ようとしてもなかなか真似できない、本当にその方独特の持ち味・個性が光っていたからでしょう。

今のこの《多様性》の時代、みんながそれぞれ違っているからこそ成り立つワケです。ひとりひとりの特性・長所・短所・個性、何が良くて何が悪いワケではないでしょう。良いところを伸ばして、欠けているところは補い合う。共に生きている証です。

人それぞれ置かれた場所で生きていく、何が得意で何が苦手かもそれぞれ。

西田敏行さんは《俳優》という場所が適所であり天職だったのでしょう。それをまっとうされて幸せだったと思います。

心よりご冥福をお祈りいたします。

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