死の区分

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おはようございます、ペットメモリアルRinneの浅香です。

昨日のブログは《サクセスフル・エイジング》=人生100年時代を健康で幸せに生きる、ということを書きました。今日は《死》についての話を書きます。…『あらヤダ、縁起でもない』とおっしゃる方もあるかもしれませんね。

でも、死は、生あるものはいずれ必ず訪れます。不老不死の薬でも開発されない限り誰もが必ず最期にたどり着く場所です。

実はこの死というものには《区分》がありまして、すでに生きながらにして死を迎えているような人もいるんです。…『ちょっと何言ってるのか意味がわからないんですけど…』ですか?

まず人間が《亡くなった=死亡した》という時、これは《肉体的死》です。

心臓が停止し、呼吸もしなくなり、全身の機能が全て動かなくなる状態です。これは生命維持ができなくなり、完璧に死亡ということです。

ところが《心理的死》《社会的死》《文化的死》というのが他にもあります。

順に説明していきますと、まず心理的死ですが、いわゆる《ひきこもり》です。何に対しても興味がなくなってしまい外部との接触を遮断してしまう。

今、この心理的死者がやたら多いんです!…15歳〜64歳までの年齢層の2%にあたる推定146万人いると言われています(2023年統計)。

働きもせず、高齢の親の世話になっている中高年も多いそうです。…あ〜、世も末だ!

次に社会的死ですが、社会において存在が分断されて孤立している状態の人のことを言います。わかりやすく言えば《ホームレス》ですかね。まともに就職ができない、そして誰とも関わりがなく社会人として生きてゆけなかったら死んでるのも同然。

これは犯罪を犯して実名報道され、顔と名前がネット上で永遠に残るなんて場合も該当します。そうなるともう普通に暮らすことができません。

最後に文化的死です。自分の生活環境に文化的な潤いが一切なければ虚しいものです。これは物事に対する《感動》がなくなることを意味します。例えば美術作品などを見ても何も感じない・ときめかない、いろんなイベントなどにも興味がない・関わらない、趣味もない、嬉しい・楽しい・おもしろいというのを感じない、そんな《空虚》な生き方は生きているとは言えないということです。

《北斗の拳》じゃないですが、『お前はもう死んでいる』って、あれかも。

肉体的な死は仕方のないことですが、それ以外の死は己の気持ち・行動・考え方で回避できます。

《幸せへの4因子》があるそうです。

①自己実現と生きがい=何かをやってみよう。

②感謝とつながり=人に対してのありがとう。

③楽観と前向き=気にしない気にしない、またチャレンジしよう。

④独立性と自分らしさ=他人と比べない。

あるがままを受け留め、我が道をゆく人間力こそが人生100年を生き抜く極意だそうです。

《元気に過ごすコツ》というのを聞いたことがあります。①声を出す(笑う)、②歩く、③役割を持つ、です。

《認知症予防のかきくけこ》というのもありました。か=感動する、き=緊張する、く=くつろぐ、け=決断する、こ=好奇心、です。

これは中高齢者だけでなく、人間誰しもが幸せに楽しく暮らしていく上で必要なことだと思います。

日常生活や仕事、社会などでのストレスは数限りないとは思います。でも、それを上手くやり過ごし、なんとか生き抜き、自分の一生涯を有意義なモノにしたいじゃないですか。

小さな喜びから見つけ、その先にある光を発見し、いろんな変化にも対応して、さあ、今日も生きていきましょう!

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