おはようございます、ペットメモリアルRinneの浅香です。
私はいつも午前5時頃にはすばる(うちの柴犬)の朝散歩に出かけます…夏場はもっと早い時もあります。
今朝、まだ夜が明けてない時間帯に歩いていたら《月》がとてもきれいでした。
そうです、昨日12月15日が2024年の最後の《満月》で、これを《コールドムーン》と呼びます。
煌々と輝く冬の満月は街路灯がなくても辺りが明るくなっていました。月あかりに照らされて、すばるの横には夜なのに影ができていました。
この時期の月は1年のうちでも1番爽やかな感じがします。誠実で真面目で凛とした《好青年》というような月。
同じ月でも春の朧月は妖艶な女性のイメージ、涼を感じさせる真夏の月は逞しく頼れる男性のイメージ、そして中秋の名月は気品があり熟成したスペシャリストのイメージが湧きます。…あくまでもこれは私の感覚ですけどね。
『ええ?…月なんていつ見ても同じでしょ』と言えばそうなんですけど、月も太陽も季節によって高度が違うわけです。
そんな変化を、この歳になると改めて感じるようになった気がします。…『それって他に何も考えることがなくなったから?』とか『ある意味ヒマじゃん!』なんて言われたら淋しいけど。
毎日仕事に追われ、1日が24時間では足りないくらい目の回るような日常生活を送っている多忙な方々には四季の移り変わりによっての自然の些細な変化なんて風流に感じている余裕なんてないでしょう。
それに今の世の中、自分の周りの《自然》をゆっくり見回すなんてことをしている人がどれだけいるでしょうか?…見るのは《スマホ》だけじゃない?
12月も後半、あと半月で新年を迎えます。
『だから何?』なんて人もいるかもしれませんが、2024年=今年1年を振り返って、良かったこと残念だったことを思い出しながら、冷たい空気の中の青白く光る月を静かに眺めるのも《おつ》なものではないでしょうか?…お酒の好きな方は《熱燗》で一杯やりながら、なんてね。
私は温かい温泉、それも夜のしじまの《雪見露天風呂》で、月あかりに照らされ、満点の星空を眺めながら浸かりたいわぁ。
なんて書いてますが、本当は寒さに滅法弱い私です。皆様もご自愛くださいませ。