鏡開きは《ぜんざい》だね

スタッフブログ

おはようございます、ペットメモリアルRinneの浅香です。

1月11日、今日は《鏡開き》です。

鏡餅

最近は《鏡餅》は生餅ではなくパックの四角いお餅が入った《見せかけ》のモノを使うご家庭が多いのではないでしょうか?

かくいう私も、スーパーで売っている《サトウの鏡餅》を買ってきて飾りました。

昔はお餅つきをする家もあり、つきあがった餅を大と小に丸めて重ね鏡餅にしました。

鏡餅は、お正月にいらっしゃる《年神様》にお供えするモノです。なので松の内が明けてから鏡開きをするわけです。

でも、鏡開きって、お祝い事で樽酒を割ることもそう言いますよね。

鏡開き

実は樽酒のフタのことを酒屋では鏡と呼んでいたからだと言われています。

そもそも農耕民族である日本人は米からできる日本酒は神聖なモノととらえられ、様々な神事の際に供えられます。そして、祈願が済むとその酒が振る舞われ祈願成就を願う風習があります。

お餅も餅米で作ります。米は日本人の魂です。昔から大切にされてきたワケですよ。

で、鏡開きでは、年神様のお下がりである鏡餅を、ありがたく全部いただくのが習わし。その時にやってはいけないのが刃物を使って切ること。

鏡開き

木槌を使って割るのが定番。あまりにも硬くなってしまった場合は、水に浸したり、レンジで少しチンすると柔らかくなり手でも細かくできます。

私が子供の頃は、鏡開きをする頃になると、お餅に《青カビ》が生えていて、それがすごくイヤだった覚えがあります。

祖母が『こんなの、ちょっと払っておけば大丈夫』とか『薬になる』なんて言ってましたが、『ヤダ!腐っとるじゃんか』と断固拒否しました。でも、結局食べさせられましたが…涙。

今思うと、やっぱり独特の味がしたような気がしますし、よくよく調べると『表面だけ取り除いてもダメ。潔く処分した方が良い』と書いてありました。…おいおい、それ食べちゃってたじゃん!

そして、魔除けの意味を持つ《小豆》を使い、ぜんざいやお汁粉に入れて食べると良いと言われていますよね。

美味しそうな餅入りぜんざい

私も《愛知県民》ですので《あんこ》は大好きです。…愛知県民じゃなくても好きな人はいるけどね。

早速、今日はぜんざいを作ってお餅を入れて食べようかな。

タイトルとURLをコピーしました