心の栄養

スタッフブログ

おはようございます、ペットメモリアルRinneの浅香です。

本日の日の出時刻は5時46分。あと20分ほどありますので、まだ辺りは薄暗いです。でも、ヒバリがすでにさえずり、遠くでうくいすの鳴く声も聞こえてきました。

突然ですが皆様、人間の身体ってなにでできていると思いますか?

『骨格と筋肉で形成されて、脳が全てを司り、内臓が機能し血液が循環して成り立ってるんでしょ』とでも言えるのではないでしょうか。そして、人間の体はその人が食べるモノでできています。

食べ物には《栄養素》が含まれます。

人間の三大栄養素は《炭水化物》《タンパク質》《脂質》です。あとはビタミンなどの《ミネラル》も必要ですよね。

これらの栄養が足りないと《栄養不足》あるいは《栄養失調》となり、体の機能に支障が出ます。反対に過剰な摂取もいろんな疾患を招くことになります。なので『バランスの良い食生活をしましょう』なんて、耳にタコができるほど聞きますよね。

これと同じように、私は、今日タイトルにあげた《心の栄養》というのもあるのではないかと思います。

どういうことかというと、心の栄養の三大要素は《愛情・慈愛》《思いやり》《感謝・謝罪》だと思います。

愛情や慈愛=人や物、万物に対して愛情を注ぐ。その人、その物を大切に思う。

思いやり=他人に対しての優しさや寛容。相手の気持ちを思ってあげること。

感謝と謝罪=万物に感謝して、そして何か非があれば素直に謝罪する。

『こんなの当たり前のことじゃん』ってお思いですよね。でも、今の世の中、この当たり前のことが欠乏してきている気がしてなりません。

そう、社会全体が《心の栄養不足》になっている気がするんです。

じゃあ、どうすれば満たされるの?

食べ物の栄養は食材を食べればイイです。でも、心の栄養は他人から与えてもらわないと補給できないのではないでしょうか?

例えば愛情。愛情をしっかり受けて育った子は心が満たされて、他人にも自分が受けたように愛情を注げる子になると思います。…まあ、もちろんその人本来の《性格》も左右するとは思いますが。

思いやりにしてもそうです。他人からしてもらったことに対して『嬉しい』とか『ありがたい』と強く思えば、自分もそれをしてあげる可能性は高いのでは?

…自分の誕生日に『おめでとう!』と言ってもらえたら、今度は(お返しに)その人の誕生日も祝ってあげたいって思いませんか?

感謝と謝罪は、心が素直でないと言えない場合もあります。感謝は照れがあったり、謝罪は意地や誤解が絡んできたりして。

この心の栄養は十分満たされていないと、他人に対して注ぐことができないと思います。

自分が何かに悩んでいる、不満がある、イライラしている状態だったら他人に優しくなんてできませんよね。『それどころじゃないわ!』『他人なんてどうでもイイ』って思ってしまうでしょう。

そうなると他の人に栄養を与えてあげられなくなり、行き着くところ社会全体で慢性的な栄養不足に陥ってしまう。

今の世の中《不満》を感じていない人なんていないでしょう。…物価高騰、低賃金、人手不足、貧困、格差社会、あげたらキリがありません。

じゃあ、これをどう解決していったら良いか?

今日のブログが長くなりましたので、それは明日のブログに書こうと思います。…私なりの提案ですけどね。

ブログを書きながらすばる(うちの柴犬)の散歩をしていたら、すっかり夜が明けて朝日が眩しいです。

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