シトラ三回忌

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おはようございます、『ペット葬儀は豊橋市大崎町にあります【ペットメモリアルRinne】にお任せください』とPRする浅香です。

今日から4月です。新年度がスタートしました。気分も新たに頑張っていきましょう。

さて、今日4月1日は何の日でしょう?

《エイプリル・フール》というのは一般的ですが、実は(私ごとですが)今日は、私の愛猫《シトラ》が亡くなった日なんです。

シトラは2003年生まれのオス猫です。シトラと私の出会いは2003年8月10日、雨の日の夜。コンビニに行った時、『ミー!ミー!』と、どこからか子猫の鳴き声が聞こえてきたんです。『???…どこにいるんだろう?』と探してみると、駐車場の奥の草むら辺りから聞こえてきます。

すると2匹の子猫と目が合いました。『あっ、いた!』と発見した途端、2匹ともトコトコ逃げて、なんと1匹が横に流れていた用水路に落ちてしまったんです!

『これは大変!』と、とにかくもう1匹の子猫を捕まえて、『すみません!誰か助けてください!子猫が用水路に落ちちゃって!』と大声で叫びました。

そうしたら、すぐ近くにいた外国人の男性が、すかさず用水路に飛び込んで子猫を救出してくれたんです。で、その外国人男性は、濡れた子猫を自分のTシャツで拭いてくれました。

『ありがとうございます!本当に助かりました!…この子たち《捨て猫》みたいで、そこで鳴いてたんです』と言ったら、『ええ?…かわいそう。じゃあうちで飼ってあげようか』と、一緒にいた女性が言ってくれました。

もう1匹私が確保していた子もいたので、『この子もいるんですけど』と言ったら『2つはいらない』とあっさり断られてしまいました。

それで、私が捕まえた子は私が家に連れて帰ることにしました。それがシトラです。

その当時、実は私は精神的にかなりまいっていて軽いうつ状態でした。…今でこそ周りの人から『見かけによらないね』とか『ええ?あなたがうつ?』なんて言われますけど、実はその時はちょっと深刻な状態でした。

恥ずかしい話、一時、衝動的に《死》まで考えたことがありましたが、シトラの存在がそれを踏みとどまらせてくれたんです。

だから、シトラは私にとっての《命の恩人》いや《命の恩猫》です。

『そんな大袈裟な』って思う方もあるでしょう。でも、どこのご家族も、飼っているペットちゃんとの出会いや関わりは大なり小なり感慨深いものがあるのではないでしょうか?…これはまさに《ご縁》なんですから。

ということで、現在もシトラのお骨は家にあります。ずっと一緒に家にいます。

『私が死んだ時、私のお骨とシトラのお骨を一緒に《海洋散骨》してね』と娘に頼んであります。…お墓は作る気ないので。

多分、今まだ元気でいるうちの子たちも、もし私が見送った場合は一緒に(海洋散骨で)連れて行くことになると思います。

シトラは私を守ってくれた大切な大切な子供です。この先何回忌までも一緒です。

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