《あんぱん》を見て

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おはようございます、ペットメモリアルRinneの浅香です。

早速ですが、今、私はNHKの朝ドラ《あんぱん》を毎日(月曜日から金曜日まで)見ています。

《アンパンマン》の原作者・やなせたかしさんとその妻・小松暢(のぶ)さんをモデルとするドラマです。

朝田のぶ=ハチキンおのぶ

主演の朝田のぶ役は今田美桜さん。柳井嵩役は北村匠海さん。そして、アンパンマンに出てくるジャムおじさん的なパン職人の屋村草吉役は阿部サダヲさん。バタ子さん的な存在の母・朝田羽多子役が江口のりこさん。その他私の好きな俳優さんたちがいっぱい出ています。

あんぱんのオフショット

この主人公の朝田のぶは、男勝りな性格で《ハチキンおのぶ》とか《韋駄天おのぶ》と言われていました。これは事実で、やなせたかしさんの奥さんはかなり活発な人だったようです。…こういうところ、私とかぶるなぁ。

さて、その朝ドラですが、太平洋戦争が勃発して、ここ最近はのぶの周りの人が兵隊に取られていくというストーリーとなっています。

朝田家の奉公人の豪ちゃん、のぶの生徒の兄、柳井嵩の親友の健ちゃん、そして嵩も。

ドラマの中で、徴兵された人が『お国のために行ってきます』と挨拶をしたら、『行ってきますではなく《行きます》と言いなさい』と言われます。つまり、戻ってくることを想定しない覚悟をせよということです。

私は、今週のあんぱんを見ていて、毎日涙が出ました。声を出して泣きました。

愛する家族を兵隊に取られ、戦死覚悟で送り出す。そんなのイヤです!…私は自分の息子がそうなったことを考えるとたまりません!

でも当時はそんなことを口にしたら《非国民》と罵られ叱られる世の中でした。『お国のために立派なご奉公を』と讃えるんです。

ドラマの中で、嵩の叔母が泣いていると『そんな顔をしていてはいけません!笑顔で胸を張って、未練が残らないように送り出せ』と言われます。

そして嵩の母親が『死んだらダメよ!絶対に帰って来なさい。逃げまわってもイイ、卑怯だと思われてもイイから、生きて戻って来なさい』と言います。

するとのぶも『生きて戻って来て欲しいと思うのは母親なら当然だと思う』と言い放ち『嵩、お母さんのために必ず生きて戻ってき!死んだら承知せんき!』と言い、憲兵に連行されそうになります。

多分私もその場にいたら同じことを言いそうです。

間違った洗脳をされ、『愛国の鑑』だと言われて、自分の気持ちと正反対の言葉を言わなくてはならないなんて、どんだけストレスが溜まったことか。

改めて《反戦》を強く言いたい!

今は平和な世の中となり、逆に《平和ボケ》しているような現状です。…自分の、そして他人の《命》まで粗末な扱いをするような怖い世の中になっています。

多少のフィクションはあるかもしれませんが、でも、こういうドラマを見て、昔の《理不尽》な事実を知って、今私たちが平和で安心な生活ができることに感謝しなくてはいけないと思います。

毎日を幸せに楽しく過ごせることに感謝です!

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