命日

スタッフブログ

おはようございます、ペットメモリアルRinneの浅香です。

《梅雨》の季節になりました。毎日ジメジメ・蒸し蒸しです。

あちらこちらで《紫陽花》の花が咲きだしました。きれいですよね。

これも紫陽花です

紫陽花の花が咲きだすと、私は母の《命日》が来るなぁ…と思います。

2015年6月8日(月)の夜に母は亡くなり、6月10日に告別式をしました。享年80歳でした。

うちは《腎臓》が弱い家系なのか、遺伝的に腎臓病を発症する確率が高いです。

母は慢性腎不全で《血液透析》を受けていましたし、叔母は腎臓がんになり片方の腎臓を摘出しましたし、従兄弟も若いうちから透析をしていたのですが、奥さんの腎臓を1つもらって腎移植をしました。

私の母は最終的には《骨髄異形成症候群》といって、骨髄で正常に血液が造られなくなる病気で亡くなりましたが、まあ、なにしろ胆嚢が悪くなって手術を受けたり、透析の影響で輸血を何回もしたりと、亡くなるまで色々と大変でした。

でも《認知症》も併発していたので、なんだか色々とわかっていたのか、わからなかったのか、そんなに苦痛な生活をしていたという感じはありませんでした。

そうそう、うちの家系は認知症にもなりやすいみたいです。母の兄弟5人のうち4人が認知症になっていますから。…私もそのうちだな。

母が亡くなり今日で10年が経ちました。

母を一言で言うと《潔癖症》《完璧主義者》です。とにかく何でも『こうでなくちゃダメ!』と型にはまっていました。

その母を見ていましたから、私も《きれい好き》ですね。散らかっていたり汚くしてあるとイライラします。

晩年の母とは少し距離を置いていました。フィットネスインストラクターの仕事も忙しかったし、母は一人暮らしを満喫していましたので。

よそのお宅のことはよくわからないので比較はできないかもしれませんが、私は結構幼い頃から母に厳しく育てられていました。そんな思いもあり、私は母に甘えるということは全くありませんでした。

母は私に《依存》はしませんでしたし、私も母を頼ることはなかったです。私と母との関係性は冷たいモノだったのかもしれません。

今は私が母親の立場となり、娘との母娘関係はどうなんだろう?と思うことはあります。…『うっとうしい母親!』と思っているかもしれません。

ライオンの親じゃないけど、ある程度子供を突き放して育てるのは必要かも…と思います。

最近は《過保護》であったり《過干渉》な親が多い反面、《ネグレクト》のように《放棄》や《無視》をして、自分のことしか考えない身勝手な親もいます。

だから、今の子供たちは親によって性格や態度・言動・将来の方向性が全然違ってきてしまうような気がします。

私自身も子供がいますので、自分と子供との関係はどうなんだろう?と考えてしまいます。たとえ子供が50歳になろうと60歳になろうと子供は子供という見方をしてしまうんですよね。

こりゃ、やっぱ認知症にでもなって『あなたはどちら様?』って感じになった方がイイかも。

母の命日くらい、親子関係を今一度考える日としてもイイかもと思いました。

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