水の都《大垣》水まんじゅう編

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おはようございます、ペットメモリアルRinneの浅香です。

いよいよ東海地方も《梅雨入り》ですかねぇ…毎日雨模様です。

昔の梅雨というのは、毎日シトシトと雨が降り続くという感じでしたが、最近は《線状降水帯》なるモノの影響で警報級の雨量となり、川の氾濫や土砂崩れなどの災害が起こるようになっています。…地球がおかしくなってきているので。

まあ、そういう話はまた別の日にゆっくり書くとして、今日は《岐阜県大垣市》のことを書きます。

先日、大垣へ行って来ました。

岐阜県大垣市というと、何を思い浮かべますか?…私は最初『特にないけどなぁ』でした。はぁ〜私は無知な人間ですわ。

で、最近は便利ですので、早速《大垣観光》で検索してみたところ《水まんじゅう》が出てきました。…『あ〜はいはい、水まんじゅうは聞くなぁ。そっか、大垣が発祥か』って感じです。つくづく無知な人間だわ。

そこで、『この時期、水まんじゅうを発祥の地で食べてみよう〜』と、大垣へ行ってみたワケです。

大垣名物《水まんじゅう》

そうそう、先に言っておきます!

《水まんじゅう》は現地で食べるのと買ってきて家で食べるのとは全然違います!絶対に《本場》で食べてみてください。

なぜかというと、水まんじゅうは《くず粉》や《わらび粉》で作られているからです。

このくず粉やわらび粉の特徴は、時間が経つと透明度が落ち、固くなってくるんです。だから、できたてを食べるのが1番喉ごしが良く美味しいです。間違いない!

金蝶園総本家の水まんじゅうの井戸舟

この柔らかい水まんじゅうを猪口(ちょこ)に流し入れて《井戸舟》と呼ばれる水槽で冷やしながら販売する様子は、大垣の夏の風物詩です。

大垣で水まんじゅうを販売している和菓子屋はたくさんありますが、やはり1798年創業の《金蝶園総本家》が1番メジャーなようです。…今日のアイキャッチの写真がそうです。

こちらの金蝶園総本家では、季節のあんこ(月替わり)の水まんじゅうもあり、6月はあんず餡でした。…ちなみに7月は桃餡、8月はパイナップル餡、9月がいちじく餡です。こりゃ毎月行かなきゃ!

他にも1755年創業の《つちや》という和菓子店にも行きました。↓↓↓

御菓子つちや

どうです、この歴史を感じる佇まい。こちらでは《柿羊羹》や《みずのいろ》が有名です。↓↓↓

みずのいろ…結構高価です

よく《おみやげランキング》では見るのですが、どんなものか知らなかったので早速買いました。

《干錦玉(かんきんぎょく)》は《琥珀羹(こはくかん)》とか《干琥珀(かんこはく)》とも言われ、基本的には半生菓子です。

乾燥した表面のしゃりしゃりした砂糖を含んだ寒天の食感と、内側の水分を含んだ寒天のぷるぷるした食感が楽しい和菓子です。…食べてみるとよくわかります。

でもこれ、薄いし、軽いし、小さいし、あっという間に10枚食べちゃいますよ。…いやらしい話、これ1箱2,000円もします。パクパクっと食べちゃったらもったいない。

で、よくよく調べてみたら、『《みずのいろ》は職人が丹精込めて一枚ずつ手作りしていて、とても手間のかかるお菓子なので、完全予約制という形式をとっております。また、とても繊細で壊れやすいため、店頭受け取りのみとなっております』と、つちやの広報担当のコメントが出てきました。

あら、たまたま行ったらちょうど売っていたので買ってきましたが、それってラッキーだったんですね。

他にも1862年創業の《餅惣》では《水まん氷》という水まんじゅうが入ったかき氷があります。

餅惣

こちらで《あんみつ》と《コーヒー笑びもち》を食べました。

左が笑びもち、右があんみつ

こちらのあんみつの《寒天》は四角く切ってないです。なのにびっくりするほどめちゃくちゃなめらかです!…これは死ぬまでに1回は食べておきたい逸品ですよ!口の中を流れていく感じでマジ美味い!

ということで、これはまた近いうちに行きたいと思っています。

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