桑名市の《六華苑》

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おはようございます、ペットメモリアルRinneの浅香です。

テレビの天気予報では、16日あたりから晴れの日が続くようです。そして気温も30度を超えて暑くなるみたいですよ。…もう梅雨明け?そして《夏》?

先日、《雨の日でも楽しめるスポット》で検索して、三重県桑名市にある《六華苑(ろっかえん)》というところを見つけました。…お隣の県なのに、私は全然知らなかったです。

で、早速行ってみたら《大正解》だったので、今日は皆様にもオススメするためにブログにあげます。

豊橋からは高速 伊勢湾岸道を通り《湾岸桑名IC》でおります。そこから約15分。豊橋(大崎町)からだと約1時間半くらいで行けます。

今日のアイキャッチの写真の建物が《六華苑》なんですが、すごくステキでしょう♡

六華苑《洋館》の正面

神戸の異人館を思わせるような西洋のハイカラな建物です。…ハイカラなって、年齢丸わかり。

この六華苑は、もともと《諸戸清六(もろとせいろく)》さんという、一代で財を成した実業家のお家で、大正2年(1913年)に建てられました。

諸戸さん、なかなかのイケおじですよねぇ。↓↓↓

諸戸清六

この建物は、《鹿鳴館》や《上野博物館》などを設計した《ジョサイア・コンドル》という建築家が手がけたものです。

広い日本庭園と洋館、和館、蔵などが建つこの敷地は約18,000㎡もあるそうです(サッカーグランド約2.6個分)。…って言われてもよくわからない人は、実際に行って見てください。

左側が和館で右側が洋館 つながっています

中を案内ボランティアの方に説明してもらいながら回りました。…無料で案内してくれます。

当時の日本家屋では珍しいベランダやサンルームがあり、各部屋には《暖炉》もありました。

実はここはドラマのロケにもよく使われているそうです。

大河ドラマ《いだてん》での場面

NHKの大河ドラマ《いだてん》で生田斗真さん演じる三島弥彦の豪邸の庭園ということで、俳優・制作スタッフ総勢200人ほどが来たそうです。

左が役所広司さん、右が生田斗真さん
和館と洋館はそのまま行き来できます

洋館から続きで和館があり、そちらへ入るとガラッと違った様式に変わります。

一の間
広間

この広間を使って、コンサートや演奏会なども行われるそうです。

長〜い廊下

↑↑↑この廊下、畳の部分と板の間の部分がありますよね。この畳のところは家の者や来客者が通り、障子を閉めて板の間のところは使用人が通ったんだそうです。…すごい!

縁側からの眺め

縁側から外の広いお庭を眺められます。落ち着いた雰囲気で、ずっと見ていられます。足立美術館じゃないけど、1枚の絵画のようです。

そうそう、洋館の方の《トイレ》は、すでに《洋式トイレ》だったそうです。なんと《私設浄化槽》があったそうで、当時から水洗トイレだったそうです。…ぼっとん便所じゃないんだよ!

そして、諸戸家は明治37年(1904年)に自腹で《水道》を引いて、桑名市民にも開放したそうです。…どんだけお金持ちやねん!

ということで、今日はここまでにしましょう。明日はここでいただける《グルメ》をご紹介します。

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