おはようございます、ペットメモリアルRinneの浅香です。
昨日、うちの高齢猫《クララ=メス・17歳》を撫でていたら、『あれ、なんかできてる。かさぶたみたいなモノがある!』と気づきました。見ると皮膚に何かできて、少しただれているような感じでした。

特に痒がる様子もなかったので、触ってみるまで全然気がつきませんでした。
ただの湿疹ならイイけど(…まあ、良くはないけど)、でも、なにか悪い《腫瘍》がらみだといけないと思い、すぐにかかりつけの動物病院へ連れて行きました。
うちは牟呂市場町にある《うちだ動物病院》にお世話になっています。
内田先生は、割と口数が少なく、一見《寡黙》な感じなのですが、私としては《腕が良く、的確な先生》という印象です。…これは長年お世話になっていて、いろんな場面で先生を見てきた私の所見です。
要するに、きちんと診断して、適確な治療をしてくれます。そして飼い主さんが余計な心配をしないように、不安材料はあえて言わない先生です。
ずーっと前に、拾った子猫をとりあえず家の近くの別の動物病院へ連れて行き、ノミ・ダニ、感染症などの検査をしてもらった時、《性別》がよくわからず、その獣医さんに『先生、この子オスですか?メスですか?』と聞いたら『オスです』と。
その後、しばらくしてうちだ動物病院へ連れて行ったら『いや、この子はメスだよ』と。…確かにメスでした。タマタマは出てこなかったです。
生後間もない子猫のうちは性別がわかりにくいとはいっても、獣医なんだから…と、そのK動物病院にはもう行ってません。
私は物事はっきりした性格なので、『この先生、本当に大丈夫?』と思ったらすぐに別の動物病院に変わります。…大切な我が子を診てもらうワケですから。
私が1番思い入れのあった《シトラ=2023年に20歳間近で亡くなりました》が、今回のクララと同じようにプツっとおでき(…イボのようなしこりのようなの)ができていて、ちょっと出血していました。
私は単なる湿疹か虫刺されかなんかだと思って安気に思っていたら、内田先生が『これは《皮膚肥満細胞腫》だから手術が必要だね』と。…先生の眼差しが一瞬キラッと鋭くなりました。
肥満細胞といっても、デブになる肥満とは関係なく、この細胞がガン化して悪性腫瘍になると厄介です。
で、内田先生の的確な判断と、外科手術でしっかり切除してくださったおかげでシトラは20歳まで長生きできました。

今回クララもシトラと同じように肥満細胞腫だったらまずいぞ!と思って診てもらいましたが、『大丈夫だよ、普通のできものだね』との診断でホッとしました。
で、内服薬をいただいて、服用して少し様子を見ることになりました。

犬猫は『痛い』も『かゆい』も言いません(言えないですから)。飼い主が早期に異常を見つけて治療をしてあげる必要があります。
あとは自分と相性の合う、信頼できる獣医さんを見つけることが大事だと思います。
喋らない犬猫に《問診》はできないワケですから、飼い主が症状や状態を明確に伝えて、獣医師が病名の判断をくだしやすくするのも大切です。
うちだ動物病院の看護師のお姉さんたちも、すごく気さくで優しいです。このアホなおばちゃんが、いつも冗談を言っては喋ってきますが、にこやかに対応してくれます。
物言えぬ動物たちの命を守ってくれる獣医師さんや動物看護師さん、ありがとうございます!


