おはようございます、ペットメモリアルRinneの母エリザベスです。
7月13日・14日で【飛騨高山・小坂(おさか)温泉郷】へ旅行に行き、ここまでいろいろと旅の経緯を書きました。今日は最後にします。
《日本秘湯を守る会》に所属している【湯屋温泉】の《泉岳館》に泊まり、源泉かけ流しの《炭酸泉》のぬる湯にとっぷり浸かり、しっかり養生してきました。あらためて思ったのは、《湯治》というのは昔の人が考えた最高の療養だなぁ、と。
現代人のように毎日あくせくして目の回るような生活を送っていたら、そりゃあ精神的にも肉体的にも疲弊してしまいます。聞くところによれば、昔の人の一生分の情報が現代人においては1日分だというからびっくりです。
まあ、ネット・SNSの時代ですし、AIが進化して何でも予測先回りで情報が入る世の中で、それについて行くだけで大変です。便利な反面、いろんな面で人間が情報に振り回されているようにも思えてならないです。
そんな世の中を《逆走》するように、何もしない、何も考えない、ただ温泉に浸かっては寝る(横になって休む)というのが《湯治》。あ〜、なんという贅沢!まさに至福です。
が、今の世代の人達には耐えられない生活でしょうね。まず《スマホ》がないと生きていけない人には無理です。実際、今回の《小坂温泉郷》の辺りは電波は微弱ですし、周りには《コンビニ》なんてないですからね。
で、今回の宿で私は、温泉に浸かって、部屋でくつろぎ、ご飯をいただき、また温泉に入り、そしてゆっくり休む(寝る)という極楽なひとときを過ごさせていただきました。
晩ご飯は飛騨牛と地場野菜のしゃぶしゃぶに鮎の塩焼き、ピカピカに光った白米ご飯をいただきました。
朝食は炭酸泉の湯豆腐に、炭酸泉で炊いたお粥、朴葉味噌などヘルシーでお腹にも身体にも温かく優しいご飯をいただきました。
その後炭酸泉でいれたコーヒーもいただきました。
こちらはくつろぎルームで、自分の好みのカップに入れてくださいました。もう本当至れり尽くせりしていただき、ありがたいです。
チェックアウトしてから、同じ小坂温泉郷の《濁河(にごりご)温泉》へ行ってみました。ここは御嶽山の7合目に位置し、御嶽山登山客の疲れを癒す温泉地とも言われています。…したがって、御多分に洩れず派手な温泉街などありません!こちらも何もないです。
↑↑↑と、今日のアイキャッチの写真=露天風呂が町営で日帰り立ち寄り湯ができます。他にも宿がありましたが、営業しているのかいないのか?みたいな感じでした。とにかくさびれて何もないです。
濁河温泉に浸かって、その後は《下呂温泉》に立ち寄って少しフラフラしてから帰りました。…と、まあ、今回こんな旅行を満喫してきました。
小坂温泉郷は愛知県のお隣の岐阜県にありますし、北には飛騨高山、もう少し奥には奥飛騨温泉郷、そして南には下呂温泉がありますので、車で行けばあちこち回ることもできます。
皆様もぜひ《何もしない旅》を体験してみてはいかがでしょうか?
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