盛夏8月です

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おはようございます、ペットメモリアルRinneの母エリザベスです。今日から8月…夏真っ盛り。朝からムッとする暑さです。すばる(うちの柴犬)も『ハァハァ』と舌を出してトボトボ歩きです。

さて、今日のアイキャッチの写真は、【山梨県】の《桔梗信玄餅工場テーマパーク》で食べた《桔梗信玄ソフト》です。

先月の7月28日・29日で山梨県の《下部(しもべ)温泉》へ行った時に寄り、桔梗信玄餅を買ったり信玄ソフトを食べてきたんです。

山梨へ行った時は必ずこの桔梗屋とほうとう屋には行きます。山梨といったら《信玄餅》《ほうとう》《シャインマスカット》ですからね。

で、今回山梨県に行ってわかったんですが、夏は山梨県の温泉に行くとイイです。イイお湯が出てますから。

山梨の温泉は割とどこも泉温(源泉の温度)が低いんです。といっても41度くらいはありますけどね。でも、それが外に出てきてかけ流しとなるから温度が低くなって30度台の《ぬる湯》になるわけです。

だって、有名な草津温泉とか別府温泉なんかは50度とか95度とかですものね。だから草津温泉は《湯もみ》をして温度を下げるんですよ。

暑い夏に熱い温泉もイイかもしれませんが、ヘタしたらのぼせちゃいます。だからぬる湯にゆっくり浸かってじわじわ体を癒すんです。それには山梨県の温泉がイイ!

山梨の温泉では《冷泉》に長く浸かり、その後加温した《上がり湯=温湯》に入り体を少し温め、その後また冷泉にゆっくり浸かり、そうしてからまた上がり湯で温まり、っていうのを何回か繰り返す《交互浴》がイイんですよねぇ。

最近《サウナ》が流行りですが、原理としてはサウナの逆バージョン。そりゃあ《整う》わけですよ。

戦国時代に《武田信玄》が甲州の温泉で戦いの傷を治したといわれる《信玄の隠し湯》っていうのがあちこちにたくさんあります。それが《冷泉》で、熱くないからゆっくりと長く浸かっていられます。体温に近い、いやそれよりも低い温度のお湯もありますが、そこで心も体も疲れとったんですね。

この間行った《下部温泉》のお風呂もまさにそれで、常連の《湯治客》が連泊するそうです。青森県の《酸ヶ湯温泉》や新潟県の《栃尾又温泉》のように、日本には《湯治》をするような温泉がまだ残っています。

ぬる湯にゆっくり長く浸かって、その、じっと長く浸かっている間に地元の人や同じ湯治客とたわいのない話をして仲良くなったりするそうです。…これ、熱い温泉でしゃべっていたら湯あたりしちゃいますからね。

今回私も温泉に入りながら結構何人かの人といろんな話をしました。

土用の丑の日のブログに書いた《うな富士》も、その温泉で知り合った方から教えていただいたんです。…その方(東京から来たご夫婦)は毎年土用の丑の日にわざわざうな富士のうなぎを食べに来るそうです。

他にも横浜から来たというご家族、川崎から来た女性、富士宮在住のおばちゃん、地元身延のおばあちゃんなど、たくさんの人とおしゃべりしてふれあいができました。

『温泉がイイね』『お風呂に入ってると幸せだわ』『なあ〜んにもしない贅沢をさせてもらってる』と、皆さん本当に穏やかで平和でした。

そんな話を主人にすると『もう、誰にでも話しかけてしゃべってくるんだから』と言われますが、私はそんなひと時が好きです。希薄になっている今の世の中、ちょっとした話で人の温かさを感じられるのはイイことだと思います。

優しい人の心に触れ、優しいお湯に包まれ、身も心も温かくなります。暑さでイライラしそうですから、お休みの日に山梨県の温泉に行かれてはいかがでしょうか。

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