『やれるだけやってみよう』

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おはようございます、ペットメモリアルRinneの母です。6月ラストの日曜日。今朝は《朝焼け》がすごくきれいでした。

この前の金曜日まで、毎週TBS系列で《ペンディングトレイン》というテレビドラマをやっていました。先日の金曜日(6月23日)が最終回だったのですが、なんかこのドラマを見ていて色々と考えさせられました。

見ていなかった人のために、ざっとあらすじを書きますと、2023年のある日、8時23分発のつくばエクスプレスの5号車に偶然乗り合わせた乗客68人は緊急地震速報のアラーム直後、車両ごと2060年にワープしてしまいます。

未来というと、今よりもっと文化的に進化して、より住みやすい未来都市が広がっているかと思いきや、なんと荒廃して何もない絶望的な世界だったのです。

それはなぜかというと、2026年12月9日に隕石が地球に墜落し、人類を含むほとんどの生物が死滅し、世界は崩壊してしまったのです。

そんな悲惨な未来に漂着し、そこで生き延びるために《サバイバル》な生活を余儀なくされ、苦悩しながら元いた2023年に帰ろうとするドラマです。そして、なんとか元の世界に戻ったのですが、それは2023年ではなく、地球が滅亡するとされる2026年の5月1日だったのです。

12月9日に起こる災害を知っている彼らは、なんとか阻止しようと声を上げるのですが、世間からは変人扱いされ、まともに取り扱ってはもらえません。でも彼らは『やれるだけやってみよう』と行動に移し、そして地球を救うのです。

そんなドラマの展開の中で、最初に異空間へ漂着した時に『家族に会いたい』『仕事・会社はどうなるんだろう』と嘆き悲しむ人がいる中、『いろんなしがらみから解放されて、晴れて自由になった』『周りのわずらわしさから解き放たれた』と喜ぶ人もいたのです。…さあ、あなたはどちらでしょうか?

同じ車両に乗り合わせた人全員がそれぞれの生活や事情をかかえています。

順風満帆な人生を送っている人ばかりではありません。いろんなしがらみ、ストレス、裏切り、理不尽なこと、苦しかったり悲しい出来事を経験して自暴自棄になっている人もいるわけです。

『何で自分だけがこんなに不幸なのか』とか『世の中うまくいかないことだらけ』と、悩みもがいて孤独感にさいなまれている人もいます。

が、突然こんな突拍子もない事態に遭遇し、改めて自分の周りの人の優しさや愛おしさや感謝を感じるんです。そして、今いる状況下で生き延びていくために、みんなで協力しあいます。

意見や価値観の相違からケンカが起こったり、暴動にまで発展します。が、元の世界に戻るために最後には一致団結して頑張ります。『やれるだけやってみよう』と。

そこで《苦しい時にそばにいて、嬉しいことは分け合って、乗り越える、そういう人がいるっていうのは幸せなことだ》と知るんのです。

当たり前に《明日がある》と思って、不平不満ばかり言って感謝を忘れて生きていたと反省します。それを見て『その通りだ!』と私自身も反省しました。

そして、ドラマの中でもネット・SNSでの《誹謗中傷》の場面がかなり強烈でした。…ひどい世の中です。

でも、そんな中でも他人を思いやり、励まし合って生きていく姿が描かれていました。

『ドラマだもん』と言われるかもしれませんが、見ていて何か今の自分に強く刺さるモノがありました。

『この世の終わりがあると知った時、あなたはどうしますか?』…今日はこんな質問を残して終わってみようと思います。

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