川柳のススメ

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こんばんは、ペットメモリアルRinneの浅香です。

前回ブログを書いたのが4月14日だったので、いや〜10日ぶりですねぇ。…なかなか書く《ネタ》がなくて。

さて、今日は《川柳を楽しもう》という講義を聞いてきたので、そんな話を書きます。講師は名古屋の《原 雄一郎》先生でした。…ベテランの先生だそうです。知っている人は知ってるし、知らない人は知らないでしょう。当たり前やんか!

川柳は江戸の中期、《柄井川柳(からい せんりゅう)》という人によって始められました。…へえ〜、人の名前からきてるんだぁ。

俳句と川柳の違いは、俳句は《季語》を必ず入れ、《切れ字=や・かな・けり》を使い《文語体》で表現します。

一方、川柳は人間描写であり《口語体》で表現します。そして、①おかしみ(ユーモア)、②風刺(批判)、③うがち(『あーなるほどね』ということ)の3要素を主な特徴として書かれたものです。

俳句も川柳も5・7・5の17音で書かれていて、《上五》《中七》《下五》で構成されています。まあ、時には《字余り》や《破調の句》というのも有りだそうです。

最近では《サラリーマン川柳》なんていうのがよく出回っていますよね。これは《狂句(きょうく)》といって、掛け言葉とかダジャレで笑わそうとする作品が多いです。

そして、川柳を作る練習として《虫食い川柳クイズ》をやりました。

それでは問題を出しますよ。次の川柳の□の部分に言葉を入れて、川柳を完成させてみてください。

①責任を誰も取らない□□決

②ばあちゃんの音□気になる子守唄

③高いから効いた気がするこの□□リ

④遮断機の上がらぬままで□終わる

どうですか?わかりましたか?…下にいくほど難しくなります。

…では答えです。

①責任を誰も取らない多数決

②ばあちゃんの音痴気になる子守唄

③高いから効いた気がするこのサプリ

④遮断機の上がらぬままで恋終わる

となります。…詳しい解説はいらないですよね?わかりますね。

で、最後は『講義を聴きに来た皆さん方も川柳を作ってもらいます』ということになったんです。

お題は《車》ということで。

約80人いた中から優秀作品を選びますということで、講師の先生が発表しました。…そうしたらなんと最初に私が提出した句が読まれたんです。

では《車》のお題で浅香裕子の一句…《乗客は オカンのお棺 霊柩車》

先生の評価は、『これは《狂句》の代表作ですねぇ。お母さんの棺桶というのをオカンのお棺ってダジャレを使ってるわけですよ』と。…もう会場は笑いの渦でした。

で、すかさず『これはおもしろいけど《ボツ》ですねぇ』と。…ありゃりゃ!ってことは優秀作品じゃなくてボツ見本で読まれたのね(涙)。

『でもこの人はセンスが良いので、正統派な川柳を勉強すれば光るものはあると思いますよ』と言ってくださいました。

そして今日の特選句は…《物価高 ゆとり世代も火の車》でした。

あら〜、さすが!オカンのお棺とは全然違うわ!

ということで、《プレバト》的に言うと私は《才能ナシ》だったかも(汗)。じゃあシュレッダーだなぁ…ボツだから。

今回ボツだったけど、なんかおもしろかった。…本格的に川柳やろうかなぁ。

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