魂の転生(たましいのてんしょう)

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おはようございます、ペットメモリアルRinneの母 浅香です。朝晩がかなり寒くなりました。日中は日差しがあればポカポカしますけどね。

我が家のサンルーム

うちはペットたちのサンルームがあり、昼間は日差したっぷりで温室のようです。すばる(うちの柴犬)は特にお気に入りで。いつも猫たちと一緒にゴロゴロしています。今日も穏やかな小春日和です。

さて、お遍路から帰ってきて1週間が経ちましたが、今日はその時、46番札所=浄瑠璃寺で買ってきた《魂の転生》というモノについて書いてみようと思います。…今日のアイキャッチの写真の絵図が魂の転生です。

その絵図を元に、書いてある通りに、部分部分区切って細かく説明していきますね。

中陰

↑↑↑まず《中陰(ちゅういん)》。人が死んで次の世界へ生まれ変わるまでに49日の間、7人の《冥王》に会い、魂が浄められる、とあります。…要するに、49日までにいろんな審判を受けるワケですね。

断末魔 魂の旅立ち

↑↑↑《断末摩(だんまつま)》。人の体は64の末摩で形成しているが、その末摩が断ち切られると死を迎える、とあります。…ここで1つ。この絵図には《摩》の字が書かれていますが、現代では断末魔=《魔》の字を使います。

これは早い話、全身の形成が衰退・破壊・壊滅すると死にますよ、ということだと思われます。

そして《魂の旅立ち》。あとには大きさも形もない意識だけが残り、香(こう)を食べて生き続ける。死出(しで)の山すその暗い山路(やまじ)を800里(=3,200km)、星を頼りに7日間ひたすら行く、とあります。

これを読んで『あ〜そういうこと!』と納得したことがります。《香を食べて》とありますよね。だから御霊前・御仏前に《お線香》をあげるわけですね。毎日しっかりご供養のためにお線香を焚かないといけませんね。亡くなってからまだ7日間は辺りをさまよっているわけです。

初七日

↑↑↑《初七日(しょなぬか)》。秦広王(しんこうおう)=不動明王の化身の審問を受ける。生前の善業と悪業について聞かれ、特に殺生の罪を厳しく問いただされる。…《殺生(せっしょう)》とは、生き物を殺すこと・命を奪うことで、仏教の中では最も重い罪の1つとされています。

私たち人間は、肉・魚を食べて生きています。これは《命》をいただいているということですよね。なので、それが当たり前と思わず、必ず『いただきます』と手を合わせることは大切なことだと思います。

賽の河原

↑↑↑《賽(さい)の河原》。ここは幼き者の魂が集まり、石の塔を積む。早く死して世の中のために奉仕せず父母を悲しませた償いに、せめて石の塔を積んでご恩を返したいと励む健気な魂を地蔵菩薩が抱きとって、御仏(みほとけ)の浄土へおつれくださる、とあります。…ここは俗にいう《水子》や幼い子供の魂が集まるところなんですね。長く生きていなかったので、まだ善業や悪業とも関わりがないわけです。

…ということは、私が思うにペットちゃんたちもここに集まるのではないでしょうか。あの子たちの心は純粋で汚れがなく健気です。だから、きっと地蔵菩薩様が抱きとって《極楽浄土=虹の橋》へ連れて行ってくださるんでしょう。絶対そうですよ!

ということで、まだまだ続きますが、あまり長くなるのもなんなので、今日はここまでにしますね。明日また続きを書きます。

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