今日から10月です。
そうです神無月(かんなづき)です。日本中の八百万の神様が出雲大社へ集まる月なのです。なので、出雲大社のある島根県だけは《神在月(かみありづき)》と言うんですね。
その島根県にある有名な温泉といえば【玉造温泉(たまつくりおんせん)】です。
日本でも最古の歴史を持つ温泉で、奈良時代に少彦名命(すくなひとなのみこと)という神様が発見したという《神湯》です。
玉造温泉の近くには【出雲大社】や【松江城】【玉作湯神社(たまつくりゆじんじゃ)】などがあります。
玉湯川沿いに旅館が立ち並び、勾玉橋(まがたまばし)や湯薬師広場などがあり、いろんな旅館の湯めぐりもできます。
ここの温泉は《低張性弱アルカリ性高温泉》《ナトリウム・カルシウム・硫酸塩・塩化物泉》です。
どういうことかというと、玉造温泉のお湯は湯あたりしにくく、成分的には《化粧水》のような美肌効果があるということです。
↑↑↑この写真は玉造温泉街にある湯薬師広場の温泉が湧き出しているモニュメントなんですが、横に設置してあるお持ち帰り用の小さなボトル(200円)にお湯を入れて化粧水としておみやげにする人もいるようです。
出雲大社に近いせいもあってか、温泉街にはいろんな神様のオブジェがります。大国主命(おおくにぬしのみこと)=大黒様と因幡(いなば)の白兎。↓↓↓
そして、キラキラ橋には漆喰でできた神様のおうちがあり、夜になると灯りがともり、なかなかロマンチックな感じになります。↓↓↓
玉湯川の川辺には足湯があったり、まがたまの大島があったり…?《まがたまの小島》だよぉ。↓↓↓
まがたまの小島の真ん中にあるのは、青メノウの原石だそうです。触ると幸せになれるとか…知らんけど!(大阪のおばちゃんかい)
今日から緊急事態宣言も解除されましたし、行楽の秋ですし、コロナには気をつけながら、少し気持ちの緊張をときほどして温泉にでも行ってみたいですね。
さあ、今月も頑張ります。温泉ソムリエの浅香裕子でした。
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