紫陽花の季節

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おはようございます、ペットメモリアルRinneの浅香裕子です。この時期《雨》に似合う花=紫陽花が咲き始めました。

アイキャッチの写真はうちのお隣さんのお庭に咲いている紫陽花ですが、珍しい緑?白?の花です。

これはもう皆さん知っていると思いますが、紫陽花は土のph値で花の色が変わるといわれています。酸性の土だと花は《青》、アルカリ性の土だと花は《赤》というように。でも、紫陽花の品種によっては関係ない場合もあるようですが。

私は蒲郡の出身なんですが、蒲郡市に形原温泉という小さな温泉街があります。その一画で毎年この時期になると《あじさい祭り》をやっています。今年も6月1日〜30日まで開催されるようです。朝8時から夜は9時までやっていて、夜はライトアップもしています。入場料500円、駐車料金500円です。…昔は無料だったんですけどね。

実は2015年6月8日(月)に私はあじさい祭りを見に行きました。

入場料を払い、『さあ見よう』と少し歩いたところで私の携帯電話がなりました。『豊橋市民病院・入院病棟の看護師の○○ですが、お母様がかなり血圧が低くなり、ちょっと危ないかも…という状態なので、すぐに病院にお越しいただけますか?』とのこと。

母はその頃《骨髄異形成症候群=正常な血液細胞がつくられなくなる病気》で入院していました。

元々腎臓が弱く、のちに《腎不全》となり《血液透析》を受け、その上認知症にもなり施設でお世話になっていましたが、容態が悪くなり入院しました。延命治療はせず自然に任せて看取りをと思っていました。

で、まさに最期の時を迎えようとしているようでしたが、楽天家でのんきな浅香裕子は『ええ〜せっかく500円払って今入場したところなんだから、ちょっと紫陽花を見てから行っても大丈夫でしょ』と、そのまま園内を回ってから向かいました。…おいおい、あかんやろ!

これらはみんな紫陽花です。一般的な品種とちょっと違いますが、どれもきれいです。あじさい祭りではこういういろんな紫陽花の品種もたくさん展示されています。

あっ、それより母がどうなったか気になりますよね。私が紫陽花を見終わって病院にかけつけた時はまだもちろん大丈夫でした。で、『ご親戚の方とかをお呼びになった方がよろしいと思います』と言われ、叔母や叔父を呼んですぐに来てもらいました(…叔母や叔父はもちろんとんできました)。母はみんなに看取られながらその日の夜亡くなりました。

なので、紫陽花が咲く頃になると母を思い出します。6月8日、今日は母の命日です。

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