こんにちは、ペットメモリアルRinneの母エリザベスです。
4月28日からお預かりしている《チーム黒トラ=4匹》を、今日、保護施設へお返しに行ってきました。
来た時は4匹とも体重が100gにも満たない、まだ生後数日で目も開いてない、《へその緒》まで付いていた子だったのに、今日はもう600gほどになり、無事に《ご卒業》しました。
最近はケージの中に入れておいても、知らないうちにケージをよじ登って出てしまいます。そして、ちゃっかり猫タワーに乗って遊んでいます。…今日のアイキャッチの写真です。
部屋の中を自由に走り回りますし、兄弟でじゃれて遊びますし、うちの大人猫たちやすばる(うちの柴犬)にちょっかいをかけに行ったりします。そうそう、結構な高さの猫タワーからピョンと飛び降りたりもするのでハラハラします。
もう一人前の猫になりました。排泄は完璧に猫砂の中でしますし、ご飯(エサ)も自分で食べられますし、お水も自分で飲めますし、グルーミング(毛繕い)もできますし、走り回れますし、高いところにも登れますし、そこからピョンと飛び降りることもできます。この前は、私が不意に捕まえたら『ウー!』と怒りました(笑)。
元気に大きくなってくれて本当に嬉しいです。
これで、あの子たちはエイズや回虫の検査をして、ワクチン接種をして、もしかしたら避妊・去勢手術もしてから譲渡会で新しい家族に引き取られるようになります。
大人猫と違って子猫は人気らしく、毎回譲渡会では《ジャンケン》で里親さんが決まるそうです。
ではここで、今回の《チーム黒トラ》の4匹のメンバー紹介をしますね。
↑↑↑まずこの黒猫ちゃん=男の子。4匹の中で1番大きい子です。この子はミルクの飲み方も上手でしたし、トイレにしろご飯にしろお水にしろ、4匹の中では1番最初にマスターできる子だったので、私は《優等生》と呼んでいました。性格は穏やかで賢かったです。
↑↑↑4匹の中で2番目に大きかったキジトラの女の子。この子は女の子にしてはミルクもたくさん飲みましたし、ご飯もパクパク食べました。ただ、ちょっと気性が荒いというか、おてんばというか、兄弟姉妹で取っ組み合いのプロレスごっこをよくしてました。なので私は《トラ子》と呼んでいました。この子の性格を主人やRinneの代表に話したら、『トラ子じゃなくて《裕子》と呼べば』と言われました。…ちなみに私は浅香裕子という名前です。
↑↑↑この子は黒猫の女の子。黒猫ってよく見ないとどこが目なのか、どこが鼻なのか、どこが口なのかわかりませんよね。この子は割とマイペースな性格です。他の子たちがじゃれ合って遊んでいても、この子だけ寝ている時とかありました。呼び方は《黒い子》…そのまんまやないか!
↑↑↑この子は4匹の中では1番小さい子です。が、顔はめちゃくちゃ可愛いんですよねぇ。目が大きくてクリッとしていて、男の子なのでジャニーズ系のイケメンというかイケニャン。性格はおっとり型で愛嬌があり、人なつっこかったです。でもミルクの飲み方が下手で、勢いよく飲み過ぎて、毎度鼻から牛乳になっていました。呼び方は《トラリボン》。
私はミルクボランティアでお預かりした子たちにあえて名前は付けません。毛色や柄・性格の特徴をつかんで《あだ名・ニックネーム》のような呼び方にしています。
この子たちの名前は、新しく《家族》の一員として迎えてくださったご家庭の方々が初めて付けて欲しいからです。
ステキで素晴らしい名前を付けてもらい、幸せな人生(猫生・にゃん生)を送って欲しいと願うばかりです。
ミルクボランティアでお預かりした子をお返しする時、保護施設へ送って行く車の中で私は必ず泣きます。大きくなってくれた嬉しさと、やっぱりお別れする淋しさが入り混じって。
お預かりして、一緒に居たのは1ヶ月ちょっとですが、その間『この子たちを絶対に大きく育てる!』と必死に毎日を過ごします。『なにがなんでも死なせない!』と頑張ります。…が、力及ばすの時もあり、自分の無力さに悔しい思いをすることもあります。
日に日に大きくなり成長する姿を見ると本当に嬉しいし、可愛いさが愛しいです。
寝不足になるし、家事も仕事も他の犬猫の世話もしながらは正直キツイです。でも、あの愛くるしい姿を見ていると辞められないんですよねぇ。…マジ、クセになるんですよ、中毒性的な感じで。
さあ、チーム黒トラたちよ、世界一幸せになってね。
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