法多山 尊永寺

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おはようございます、ペットメモリアルRinneの母 浅香です。

昨日、静岡県袋井市にある【法多山 尊永寺】へ参拝に行ってきました。

法多山といえば《厄除け》で有名ですよね。

別に私は今年《厄年》というワケではありません。もう最終の厄年も終わり、厄も逃げていく年齢ですわ。

ところが、先日も書きましたが、今年に入ってから(特に最近)どうも調子が悪くて、それも《精神的》にまいってしまい、無気力状態が続き、何か考えると悲しくなったりネガティブな発想をしてしまうのです。

『元気印の私が一体どうしたんだろう?』と自分でも不思議なんですが、とにかく何をするのもイヤになってきて、物事悪い方に考えたり悲観的になってしまうんです。

これ、多分《共感疲労》からきています。《能登半島地震》が要因です。毎日、テレビやら新聞やらネットニュースやらで必ず現状報告をしています。それを見るたびに『気の毒に…』という気持ちが強くなり、自分のことのように受けとめて深く考えてしまうワケです。

それが最近徐々に蓄積されてきたのか毎日《夢見》が悪くなってきました。で、昨日の明け方見た夢はもうピークに達してました。…なぜか狭い部屋に閉じ込められている夢や、(汚い話で申し訳ないのですが)トイレに行きたくて焦っていて、それも大の方をしたいにもかかわらず『ええ!トイレットペーパーが全然ない!』というようなヘンな夢を見ました。ハッと起きた時はめちゃくちゃイヤな気分でした。

それに、ここ数日《食欲》も落ちてきたんです。…私が食欲がないというのは絶対おかしいんです!あり得ない話です。

それで、『これはもう厄祓いをしなくちゃダメだ』と思い法多山へ行きました。

平日(金曜日)でしたが、やはりまだ1月なのでぼちぼち参拝客はいました。…私を含め、おじいちゃん・おばあちゃん(=年配者)が多かったですけどね。

法多山へ着き、駐車場から参道を歩き、山門(仁王門)で一礼してから本堂へ向かいました。整地された森林の中、ちょっと冷えた空気を肌で感じ、そして大きく深呼吸したらどんどん清々しい気分に変わってきました。

法多山は階段も多いです。この日参拝に来ていたご年配の方々は膝や腰の悪い人もいて、ゆっくりゆっくり手すりを頼りに上がっていました。中には階段の途中で青ざめて座り込んでいた人もいました。

そんな中をすたすたと歩き上り本堂まで辿り着きしっかりお詣りさせていただきました。

去年《四国88ヶ所霊場巡り=お遍路》をしてから参拝の仕方やお寺の見方が変わりました。

まず『ここの《ご本尊》はどなたをお祀りしてあるのか?』が気になります。そして《大師堂》はあるのか?とかも。それがわかればお遍路でやっていたような納経ができますから。

ここ法多山 尊永寺のご本尊は《観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)》です。なので『おん あろりきゃ そわか』と御真言を唱えました。…お遍路前だったら全然そんなこと知らずに、ただ手を合わせお参りだけしてました。

そして大師堂では《大師宝号》の『南無大師遍照金剛』と唱え《般若心経》も納経してきました。

しっかりお参りさせていただき、その後《厄除だんご》をいただいてきました。これこれ!…って『本当はだんごが目的じゃないの?』と言われそうですけどね。

法多山名物 厄除だんご

厄除だんごをいただいたら、もうすっかり元気を取り戻しました=厄祓いできたようです。モチモチしたお団子と優しい甘さのあんこが心を癒してくれました。おみやげも買って、Rinneでもいただきます。

帰り道、私は山門を出てから振り返り《一礼》して帰りました。

一般の参拝者は『全然関係ないや』という感じで(もちろん正式な参拝の仕方を知らないからだと思いますが)山門を素通りしていきます。

でも、私の後ろを歩いていた幼児連れの若いご夫婦の旦那さんが、私の様子を見たからか、小さなお子さんに『○○ちゃん、神様に《ありがとうございました》ってお礼を言って』と、同じように一礼をしていました。

『あ〜このご夫婦は若いのにしっかりしていらっしゃる。このご両親に育てられたら、お子さんも立派になるわ』と安心しました。

今日は《大寒》、1年で1番寒い時期です。気持ちまで冷えてしまわないように、心は温かくゆったり過ごしていきましょう。皆様もどうぞご自愛ください。

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