道はいろいろある

おはようございます、ペットメモリアルRinneの浅香裕子です。

昨夜というか、深夜0時15分頃、急にサイレンがなり『津波に注意してください』なんてアラートが流されました。それからは寝付いたかなと思うとまたサイレン、そして5時頃からは1時間おきに『津波注意報が発令されています。海には近付かないでください』と流されるアナウンス。

まあ、大事に至らなかったようですが、熟睡できずちょっときついです。

さて今朝の新聞に、昨日起こった《大学入試共通テストの受験生らが刺された》という記事が載っていました。犯人は名古屋の高校2年生だったようです。犯行の動機は『勉強がうまくいかなくて事件を起こして死のうと思った』と言っているようです。『医者になれないのなら人を殺して自分も切腹しようと考えた』とのこと。

…悲しい事件です!

この加害者の高校生は『医者になるために東大を目指して勉強していた』らしいです。すごい優秀な子じゃないですか!

そんな優秀な子なら、医者じゃなくても他になんの職業にでも就ける可能性を秘めているワケですよね。医療関係に従事したければ、医者じゃなくても薬剤師でもレントゲン技師でも理学療法士でも看護師でも医療事務でも、いろいろな道は選択できると思います。

推測で言ってはいけないと思いますが、この子の場合、親もお医者さんなのかもしれません。それで、家業を継ぐために医者になろうとしているっていうパターンってよくありますものね。そうなると親からの期待を背負って責任感や重圧感にさいなまれた生活を送っていたのかもしれませんね。

『成績が1年前から振るわなくなり自信をなくしていた』と供述しているそうですが、私から言わせれば《学校の成績が悪くたって、人生が悪くなるわけじゃない》と言いたいです!

成績が振るわなくたって自信をなくす必要なんてないです。彼はきっと他にも胸を張って『僕、これが得意なんだ!』ということを持っていると思います。

苦手なことを克服するのも大事ですが、得意なことを楽しく続けて伸ばす方が自分でも楽だしおもしろいじゃないですか。

私は27年間スポーツインストラクターをしていました。踊ること、身体を動かすことが大好きで、人と話すこと、人に何かを教えることが得意だから自分では【天職】だと思って続けてこられました。

養成期間も毎日ワクワクして楽しくて仕方なかったです。同期の友達は『自信がなくて、上手くできないし、どうしてイイのかわからない』と悩んでいた子もいましたが、私はそんなのは思ったことはありませんでした。

出来ないことを練習して出来るようになると嬉しい!…どうしたらもっと分かり易く指導できるだろうかと考えることが楽しい、そんな毎日でした。やってみて失敗したら別の方法を試してみる。それでもダメだったら先輩に聞いてみる。やり方は何通りでもあると思います。

そんな天職を27年間もやらせていただいてた私は、高校生の時《数学》や《物理》が大の苦手で、実は《赤点》取ってました。…『ええ〜超ヤバいじゃ〜ん』って言いながら笑ってました。でも、とりあえず卒業しましたけどね。

人間って、自分の好きなことや得意なことってきっとあります。だったらそれに近い職業を探すとイイですよね。嫌いなことや苦手なことを続けるよりストレスないですもの。好きなことだったら『これ、もっとこうした方がイイんじゃない?』って発想も浮かびやすくなりませんか。

ペットメモリアルRinneをオープンさせた代表の大嶽安奈は、まさに今キラキラして、自分のやりたいことを一生懸命頑張っています!

動物が大好きで、人と接することが大好きで、楽しくおしゃべりすることが大好きで、(親が言うのもなんですが)結構慈悲深いところがありまして、本当にこれが【天職】と思ってやっています。

私は彼女が高校受験で悩んでいた時、母娘でハワイ旅行をしました。

真っ青で澄んだ海と空、明るく照らす太陽、豊かな自然と温暖で穏やかな生活、そんな中で言いました。『あのね、高校に落ちたら(不合格だったら)、私とハワイで暮らそう』と。『お母さんもABCマートで頑張って働くわ。なんだったらポリネシアンショーで踊るで』と。

あの時代表はどう思ったかわかりませんが、多分《こんなアホな母親より私の方がマシだ》と思って気楽に受験したと思います。…なので合格してハワイ移住はなくなりました、残念!

人間みんなイイところを持っています!悲観せず、自分を大事にして、《なんとかなるさ》とあきらめずに生きていきましょう。

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