おはようございます、Rinneの母です。…これからはこれでいこう！
6月8日の水曜日、ペットメモリアルRinneは定休日でしたので、午後から蒲郡市民会館へ《がましん経済講演会》を聴きに行きました。
テーマは「激変する世界情勢において日本が進むべき道とは」で、講師は元大阪府知事・元大阪市長の橋下徹さんです。…すごいでしょう。
会場は蒲郡市民会館の大ホールで、２階席・３階席まであり約1,600人が入りました。めちゃくちゃ盛況でした！…さすが橋下徹さん。そりゃあ《生(なま)徹》を見たいもんねぇ。
でもテーマがなんか固い。
世界情勢においてといわれても、ロシアの戦争のこととか、北朝鮮のミサイルの話とか出てきてもねぇ。それで日本が進むべき道って、所詮私のような《庶民》は上の人に導かれるまま、決まった道を行くしかないような気もします。もう還暦も過ぎて生い先短いわけですし。…と思っていました。
が、さすが橋下徹さん！弁の達つ人です。弁護士ですし元府知事・市長、そして現在はコメンテーターとしてあちこちのテレビに出ている人ですから、なんと１時間40分ひとりでずっとしゃべりました。それも私のような無知な人間でもわかるように。
でも最初、今の日本の《中央政治》の成り立ちなどを前置きとしてしゃべっていた時は、結構私の周りのおじいちゃん・おばあちゃんはお昼寝タイムに入ってましたね。
そこから具体的に大阪の開発計画などをあげて、2025年に開催予定の《大阪万博》の話などになりました。まあ、その辺りになるといっ時のお昼寝タイムも終わった方々がまた耳を傾けだしました。
橋下徹さんは松井一郎市長とともに《大阪都構想》を挙げた方としても有名です。
実は元々大阪府と大阪市はとても仲が悪かったそうです。…そう、今の愛知県と名古屋市が不仲なように。でも昔は《(大村・河村の)むらむらコンビ》とか言って共に選挙活動していたのにね。
で、大阪府と大阪市も仲が悪く、一緒にいると《府市合わせ＝不幸せ》とまで言われていたそうです。ところが、『それじゃあまとまらない！』と橋下・松井コンビがタッグを組み、そして今は《吉村洋文》府知事に代わりましたが大阪はイイ流れになっているようです。
しかし、大阪都構想も住民投票でわずか１%の差の反対多数によって実現がなくなりました。…『大昔だったら、こんな結果となれば僕は責任をとって腹を斬らなきゃいけないところですし、妻も７人の子供も路頭に迷うところでした。でも今は民主主義で良かったですよ』と言ってました。
ところがこの民主主義の世の中が逆に発展や進歩を遅らせているということです。今の日本は《政党政治》で《自民党》が主として回っています。自民党はもちろん『国民のため』と言いつつも《党》が大事ですから無難な政策しか言わないんだそうです。
大きな改革をして失敗したり、国のお金をたくさん使ってしまったら。国民は『自民党はあかんやんか！』と、違う党に乗り換えする可能性が出てきます。そうなると政治家は自分の身が危なくなるので危ない橋は渡らないんです。
でも『それでは日本はいつまでたっても変わらない！』と坂本龍馬のように橋下徹さんが動いたのですが、彼の前に立ちはだかる壁は厚かったんですね。あの橋下さんですら壊せなかったんです。
私たち《有権者》は、実はもっとこういう政治の内面をよく知って理解し投票しないといけないんだなぁ…と、今回本当にためになりました。ためになるねぇ〜ためになるよぉ〜(by もう中学生)。
よく、投票に行かないのは『結局、誰が(政治を)やっても(日本は)変わらないから』という言葉を聞きますが、違うんです！
みんなが力を(票を)合わせて本当に日本を良くしてくれそうな人・政党を推していけば《変革》は起こるかもしれません。そのためには今回の橋下徹さんのようにわかりやすい講演をやってもらい、有権者が日本の実情を知るところから入る必要があると思います。…う〜ん、でも、毎日の生活に忙しい中、時間を割いてそういう話を聞くというのも難しいですけどね。
で、橋下徹さんが言うには、日本中もっとデジタル化して、政治の内部をさらに見える化して、一般人が政治に関わる機会を作り、政治経済や地方自治体の運営など、いつも国民から見られている状況を作れば国民が参加することになるので、今いる議員の削減＝人件費削減につながり、結果的に財政も潤うことになるとのことです。
理想はかなり高いですねぇ。でも、政治家だろうと一般人だろうと、そういう理想や目標に向かって行くことは大切です。
アメリカの実業家イーロン・マスクさんは『失敗はひとつの選択肢であり、失敗することがなかったらイノベーション(侵略・侵入)は起こせない』と言っています。…と、橋下徹さんに教えてもらいました。
失敗して、失敗して、そのデータが残るからこそ成功に繋がるってことです。だから失敗を恐れず新しいことにチャレンジすることが変化につながるわけですね。『チェンジ＆チャレンジ』とテレビドラマの《ドクターＸ》で海老名先生が言ってますし。…あっ、知らない？ええ、気にしないでください。
まあ、とにかくとても勉強になりました。それに私、前から４列目で拝聴させていただいたんですよ。めちゃくちゃラッキー！すぐ目の前に橋下徹さんがいました。
私も橋下徹さんを見習って、人をひきつける話術を習得したいです。そして、ペットの終活セミナーや、ペットロスケアyogaの時に、わかりやすく円滑に喋ることができるようにしたいです。
今回の講演会主催の蒲郡信用金庫さんには本当に感謝いたします。
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