うちの猫 シトラ

スタッフブログ

おはようございます、めっきり涼しくなりました。というより少し肌寒い感じもします。秋が深まってます。『暑さ寒さも《彼岸》まで』とはよく言ったものです。

さて、9月20日〜26日まで《動物愛護週間》です。

今や人間よりペットちゃんの方が大事にされている例もあり、5代将軍 徳川綱吉が制定した《生類憐れみの令》に匹敵するくらいのご家庭もあるようです。

すばる(うちの柴犬)の散歩に行くと、70〜80代のおじいちゃんが可愛いトイプードルの《はなちゃん》を散歩させていて、『この子は床屋代が月に8,000円もかかるだ。ワシなんか1,000円カットだっちゅうになぁ』と毎回おっしゃっています。

それに、この前久しぶりに白柴の《レモンちゃん》を見かけたら、以前より少し丸々していたので『レモンちゃん、体格が良くなりましたね』と言ったところ、連れていたおじいちゃんが『そや〜この子の方がワシよりイイもん食べとるだもん』とのこと。

そして昨日いらっしゃったご家族様のお父さんも『今じゃ本当に犬猫が贅沢だもんねぇ。ワシたちの米より犬猫のエサの方が高いだで』と呟いていらっしゃいました。

そうです、私たちが子供の頃は犬は外で飼うのが当たり前、猫は勝手にあちこち出歩いちゃって家にはほぼいないってのが定番でした。それに犬のエサ(…あえて《エサ》と書きます)は米飯に味噌汁をかけたモノ、猫のエサは米飯に鰹節をかけたモノと決まっていました。

その頃と比べたら月とスッポン!本当に今はビックリするような贅沢品まで売ってますからね。まさに人間以上ですよ。

それだけ大事にされることはイイことなんですが、人間と同じで《格差》が大きいです。《貧富の差》が大きいんですよね。…お犬様・お猫様として大切にされてる子もいれば、保護犬・保護猫として何十匹も集められたところにる子たちもいます。いや、まだ保護されてる子はエサをもらえるだけましです。他にも地域猫(いわゆる野良猫)や野犬なんて子もいますし。

それに『飼えなくなっちゃった』と無責任に捨てられる子もいたり、飼育放棄される子もいます。繁殖だけさせて売れ残ったなんて放置される事件もありますよね。

これだけペットを飼う世の中になっているわけですし、ひとつの《命》なんですから、そういう悲惨なことが起こらないような法律をもっと進めていくべきです。

動物は人間を幸せにしてくれます。

うちの猫の《シトラ》=今日のアイキャッチの写真の子は今年19歳になりました。2003年8月10日からうちの子になりました。コンビニの横の草むらで『ニャーニャー』ないていた捨て猫でした。

実は私、その当時軽い《うつ》になっていて、ちょっとひどい時は《パニック障害》を発症した時もありました。

ある時ひどいパニックが起こり、その時は衝動的に車の前に飛び出そうと思ったことがありました。が、なぜか不意に『ニャー』とシトラのなき声が聞こえたんです。ハッと我に返り『シトラを残したまま死ねない!』ととどまりました。フラフラしながら家に戻り、見るとシトラは気持ちよさそうに寝てました。…じゃあさっきのなき声は《幻聴》?

幻聴だったのかもしれないけど、私にはあの時確かにシトラの声が聞こえたんです。だからシトラは私の命の恩人、いや恩猫なんです。

それからもいろんなことがありましたが、その都度シトラが支えになってくれました。

そのシトラはもう相当な《おじいちゃん》。人間の年齢でいうと92歳です。だいぶ痩せてきてますし、認知症の気配もあります。でも頑張って1日でも長生きして欲しいです。

昨年は《獣医師会長賞》をいただきました。↓↓↓

どこの子もそうだと思いますが、本当に大切な最愛の家族です。ずっとずっと幸せであって欲しいです。ありがとうシトラ。

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