ミルクボランティア開始

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おはようございます、ペットメモリアルRinneの上戸彩です。…ゴメンなさい、上戸彩さんとは似ても似つかない浅香です。

今日のアイキャッチの写真を見ていただきましたか?…『なに?この黒いかたまり。なにかの動物?』って思いましたか?

はい、今年も《ミルクボランティア》開始しました。これ、生後間もない《猫の赤ちゃん》です。

昨日の午後8時少し前に電話があり、『子猫を保護したんですが、ミルクボランティアの引き受け可能ですか?』とのこと。

私、昨日は小坂井に住む友人のお宅にお邪魔していて、そこで晩ご飯をごちそうになっていた時でした。

『GWに入るので、預け先を探しているんですがなかなか見つからなくて』と。

まあ、どっちみちGWっていっても通常通りの仕事だし、新しく佐野さんが入ってくれたので私も少し業務に余裕ができてきたのは事実。でも、GW明けに旅行しようかと思っていた矢先『どうしよう、困ったなぁ』と悩んいたら、『浅香さんの他にやってくれそうな人がいないので』と。

『今回の子、生後何日くらいですか?《へその緒》はまだついたままですか?』と詳しく聞いてみたら『多分まだ数日だと思います。目も開いてません』とのこと。…あ〜それじゃあ引き受け手がないでしょうねぇ。

生まれて間もない子は、見た目《ネズミ》かと思うような形です。頭なんか梅干しくらいの大きさで、体は明太子くらい、手足はワラビかゼンマイかニンニクの芽くらい細いです。…例えがよくわからん、って?まあ、とにかく小さいんです。手のひらに軽く乗るくらいです。そして案の定へその緒もまだ(ひからびて)付いたままでした。大きさはアイキャッチの写真を見ればなんとなくわかりますよね。

で、そんな子は母猫の初乳を飲んでいないことが多いので、免疫力はもちろんないし、体温調節もできないので、よほど気をつけて管理しないとあっという間に《低体温症》で亡くなります。また消化機能も未熟なので下痢もしやすく、万一下痢なんかになったもんならアウトです。で、ミルクもまだとてもじゃないけど哺乳器(ゴムやシリコンの吸い口)で上手に吸って飲むことはできないので《シリンジ》で微調整しながら与えます。

自分で言うのもなんですが、これだけ小さい子は結構飼育に慣れた人でないと無理です。経験を積んでないと適切な温度管理や給乳はできないです。『動物が好きだから』って《動物園の飼育員》はできないのと同じです。

ということで今回ミルクボランティアを引き受けました。

事情を話したら、友人のお宅まで子猫を連れてきてくれて、夜10時に子猫4匹を連れて帰宅。そこから飼育環境を整え、ミルクを受け付けるかどうかを見たりで11時になり、いきなりウンチをされてその処理をしたり、弱ってきてないか随時確認したりで日付が変わり、そこからまたミルクをなめさせてみたり温度管理をしたりでした。

少し横になりうとうとしたら、急に大きな声で『みぃみぃ』なくのでハッと目が覚めてまた温度管理。そしてまたミルクをなめさせる。まだなめる程度なので、2時間おきぐらいに与えます。子猫が『みぃみぃ』言って起きたら、極少量なめさせる感じです。でもミルクが冷たかったり残ったモノではダメなんで、その都度作ります。昨夜は結局ほぼ寝てないです。

すごく大変ですが、でも、ちょうど4月28日から公開された映画《TOKYO MER》のように『1人も死者をださない』を目標に、1匹も死なせないように頑張ります。

この子たちの未来のために!

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