認知症

スタッフブログ

おはようございます、ペットメモリアルRinneの母です。今朝も爽やかで気持ちイイです。すばる(うちの柴犬)も軽快に歩いています。今日は月曜日、また1週間頑張りましょう。

さて、昨日、私は実母の《法要》に行って来ました。

《永代供養》をしてくださるお寺に納骨してあるのですが、そちらでは毎年《命日月》に合同永代供養祭をしてくださるんです。それで、母の妹である叔母と一緒に出向きました。

叔母は私と同じ《子年》生まれですので、今年87歳になりました。…(身内なのでこの言い方します)もうボケボケです(笑)。

うちは《認知症》になる家系のようで、母の兄弟姉妹は5人いるのですが、その内4人は認知症になりました。唯一末の叔父だけは今のところセーフ!

昨日も叔母は同じことを100回は言ってました。おそらく3分に1回は同じセリフを言ってました。…ほなアホな、それは大袈裟やろ。いや、ホントそんな感じで、もう笑っちゃいました。

認知症の人がよく《徘徊》して、自分がどこにいるのかわからなくなることがありますが、今回、叔母も《空間認識》がさっぱりで、最初に『私は今からどこに行くのかもわからん』と言い(→すでに何回も『法事に行くから』と言ってあるにもかかわらず)、そして車に乗っている間は『ここはどこなのか全然わからん』と何回も言っていました。

『見たこともないところだやぁ。こりゃあどこ?』とか『こんな所は来んなぁ…用事がないで』とか『ここで降ろされたら、どこだかわからんもんで家に帰れやへんわ』とか『私はどこへ行ったらイイですか?って聞かにゃいかんね』と、もうそんなことばかり言って、相当不安そうでした。…よく考えてみれば、その他のことってしゃべってなかったような。

私は年に1回うちの猫たちをワクチン接種のためキャリーに入れて動物病院に連れて行くのですが、その時家から外に出た途端に『にゃー!にゃー!』と不安げにずーっと鳴き続けます。叔母はまさにそれと一緒だと思いました。

位置判断・空間認識の認知機能がおかしくなっているため『ここはどこ?』『私はどこに連れて行かれるの?』『何をされるの?』『この人にこのままついて行ってイイの?』という不安が出てくるわけですよね。…それにしても本当何回も何回も『ここはどこなのかわからんやぁ。初めて来るとこだなぁ』と、同じ道を帰る時まで言ってました。

そして、昼食を食べてきたのですが、『これを食べてもイイの?』と、自分の分がよくわからず何回も何回も私に聞いてきました。…普段と違う場所や雰囲気・食器だったりすると不安になるんでしょう。

母も認知症だったので扱いは慣れています。同じことを100回言われても、初めて聞いたように答える。否定しない。プライドを傷つけないようにする。そんな感じで叔母との法要を済ませました。…はあ、疲れた。

叔母と私は干支が同じということもあってか、結構性格や言動が似ているんです。娘であるRinneの代表も『今の言い回し、叔母さんにそっくり!』なんて言うことがあります。なので、今回叔母を見ていて『あ〜私の20年後はこうなるんだ…』とショックでした。

今は人間だけでなく犬や猫も認知症になると言われています。実際うちのシトラ(今年4月1日に亡くなった20歳になるオス猫)もおそらくそうだったと思いますし、今現在はクララ(現在15歳のメス猫)がそんな感じです。『エサちょうだ〜い=にゃー』と1日中鳴いて要求してきます。

聞くところによると、柴犬は認知症になりやすいとか。…すばるもそうなるかも。

犬は昼夜逆転で夜中に吠えたり、粗相をしたり、ご飯をやたら食べたり全く食べなかったり、飼い主を認識しなくなったりするそうです。

人間もペットも健康で長生きして欲しいものです。万一介護が必要になったとしても、愛情を持って接してあげたいです。…なかなか大変なことも多いですが《家族》ですからね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました