動物は人を優しくさせる

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おはようございます、ペットメモリアルRinneの母です。

今朝の犬散歩での出来事を書きます。

いつものように少しでも涼しい早朝、というか最近は日の出が遅くなってきたので未明(朝4時半過ぎ)から出かけ、すばる(うちの柴犬)と歩いていたら、船渡緑地公園対岸の整備された遊歩道に中型バイクが1台停まっていて、隣で若い(おそらく10代の)兄ちゃん2人が道に座り込んでしゃべっていました。

ひとりは金髪に近い明るい茶髪、もうひとりは黒髪ですがツーブロックに刈り上げて、2人とも耳にはいっぱい《ピアス》を付け、おそらく未成年だろうなと思われますがタバコを吸って、見るからにやんちゃなそうな今どきの青年たちでした。

私は彼らの横を通り過ぎる時に『おはようございま〜す』と大きな声で元気に挨拶をしました。そうしたら兄ちゃんたちはびっくりしたような顔をして『あっ、おはようございま〜す』と挨拶を返してくれました。

その時すばるが立ち止まり、兄ちゃんたちの方をジッと見ていたんです。

すると黒髪ツーブロックの兄ちゃんが『柴犬、可愛い』とひと言。茶髪の兄ちゃんも『可愛い』と。

《おお、この子ら、動物好きかな?》と思った私は、笑顔で『暑いから散歩が大変です』と言ったら、その瞬間すばるが喜んで兄ちゃんたちの方へ寄って行きました。

すると、黒髪ツーブロックの兄ちゃんが『あっ、可愛い。めっちゃ人懐っこい』と。茶髪の兄ちゃんも『本当だ、寄ってくるし、めっちゃ懐いてくる』と、2人ともすばるを撫でてくれました。

なので、『動物、大丈夫ですか?…犬アレルギーとかないですか?』と聞いたら『あ〜全然大丈夫です』『めっちゃ(犬とか動物は)好きです』と言ってしばらくすばると戯れてくれました。

うちのすばるは、吠えない・飛びつかない・噛まない・暴れないイイ子なんで、誰にでもシッポを振って懐いていきます。…反対に飼い主には塩対応なんですけどね。

兄ちゃんらは『めっちゃ可愛い!』とニコニコしながらすばるを良し良ししてくれました。

頃合いを見て『すばる、行くよ!』と引っ張って『ありがとうございました』とお礼を言ったら、兄ちゃんらは『バイバイ!またね』とか『めっちゃイイ子だわ』と手まで振って見送ってくれました。

これ、すばるがいなかったらこうはいかなかったと思います。

若い兄ちゃんらはおそらく前の日の夜から明け方まで遊んでいて、バイクを停めてちょっと休憩ってな感じでしょう。そこへ、朝早くから得体の知れない金髪のおばちゃんがフラフラ歩いて来た。

こっちが『おはようございます』なんて挨拶しても、本当なら《なんだ?このうぜぇおばちゃんは》と横目でチラッと見て終わりでしょう。ヘタしたら何か文句でも言われるんじゃないかと警戒もするでしょう。

でも、そこにすばるがいて、彼らの警戒心や嫌悪感を全くクリアにしちゃったんですねぇ。一気にフレンドリーな感じになったし、『めっちゃ可愛い!』と言って和む彼らに変えたんです。

動物の力ってすごいと思いませんか?

人を笑顔にしたり、優しくさせたり、親近感を与えたり、和ませたり、癒やしたり、すごい《魔力》を持っていますよね。

まあ、勿論犬猫・動物が苦手だったり嫌いな人は無理かもしれませんが、でも、あのモフモフな感触は誰しも《可愛い》と思うのではないでしょうか?…《アニマルセラピー》という言葉があるくらいですから、動物は人の心を癒してくれるのは確かですよね。

最後に1つ気になったことが。

今日出会った彼らは《めっちゃ》がめっちゃ多かった!

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