夏は《交互浴》

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おはようございます、ペットメモリアルRinneの母です。『ミーンミンミンミンミーン』とミンミンゼミの鳴き声が響く朝です、蒸し暑いです。

今日はしつこく山梨県の温泉の話を書きます。…『ええ、またかいな、引っ張るなぁ。ネタがないんかい?』ですよね。

先月7月28日・29日で山梨県へ温泉旅行に行ってきたのですが、《武田信玄の隠し湯》といわれている《下部温泉》の《源泉館》のお風呂が変わっていたのでご紹介します。

まずこの図をご覧ください。↓↓↓

源泉館にはこんなお風呂がありまして、深さ2m以上ある岩風呂の下(足下)から源泉が湧き出してきます。その温度約40度ちょっと。それが冷やされて、人が入る浴槽では温度は36度(体温)以下になります。まさに《冷泉》です。

最初入る時は『冷たい!』と感じますが、段々慣れてジワーッとしてきます。体温と同じくらいの温度だと体感的には冷たく感じますが、それが少しずつ《無感覚》になってきます。熱くもなく冷たくもなく、まさに赤ちゃんが《羊水》の中にいる感覚。…っていってもその記憶がないので、実際にはよくわかりませんが。

で、温泉ですから、身体に温泉成分が浸透していきます。ここの温泉は《アルカリ性》なので、肌がツルツル・ヌルヌルした感じになります。

さて、人間は《交感神経》というのが身体を調節していて、自然に呼吸をしたり、脈を打ったり、体温維持などします。

外からの影響で体が熱くなると汗をかいて冷やす、反対に冷たくなると代謝を上げて温めるということをするわけです。

だから、冷泉に入って体が冷えると代謝が上がってきます。血液循環を促すために筋肉をゆるめて血の巡りを良くします。血管内をたくさん血液が流れていき体を温め、体温が下がり過ぎないようにします。

で、冷泉に長く浸かったあとは温かいお湯(そんなに熱いお風呂ではないです)に浸かり更にリラックス。…『はぁ〜温か〜い』って感じで。

さっきの絵を思い出していただき、あの深いお風呂に板が張ってありその上に人が浸かります。そして階段を上がったところに温かいお風呂があるので、そこに浸かる。そしてまた冷泉に入って長く浸かり、そのあとまた温かいお風呂に入るというのを繰り返します。そう、これが『交互浴》です。…サウナの逆バージョンみたいな感じです。

昔、武田軍が戦の刀傷をこの温泉に浸かって治したそうです。

実は私も虫に刺され掻きむしってひどくなったキズがありましたが、この温泉に入ったら治りが早かった気がします。そして跡が薄いような気がします。…そんな気がするだけかもしれないけど。

今回の旅行で、この下部温泉の他に《山口温泉》《佐野川温泉》なんて、知る人ぞ知るレアな《ポツンと一軒立ち寄り温泉》にも入ってきましたが、そこも全部冷泉と温めたお湯との《交互浴》ができるようになっていました。…どうやら山梨県の温泉は交互浴が当たり前のようです。って《秘密のケンミンshow》かい!

ということで、暑い夏は冷泉にゆっくり浸かって疲れを取って、夏バテ・熱中症予防をしてみてはいかがでしょうか?…交互浴オススメです。

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