《お遍路》3日目

スタッフブログ

こんばんは、ペットメモリアルRinneのお遍路おばさん浅香です。

今、高知県にある宿泊施設でまったりしながらブログを書いてます。

《四国88カ所巡り=お遍路》3日目の今日は、22番札所(平等寺)から27番札所(神峯寺=こうのみねじ)までの6カ寺を回りました。

1番から23番までが【徳島県】にあります。そして24番から39番までが【高知県】にあります。

徳島県にある1番から11番までと、13番から17番までは1カ寺と1カ寺との距離が割と近くにあるので車でほんの5〜10分くらいの移動で済みますが、今日は徳島県から高知県に入り【室戸岬】までの移動に77kmありました。なので1日でたくさんのお寺は回れません。

しかし、あらためてジャンボタクシーのドライバーさんには感謝です!…毎日1人で運転して私たちをあちこち連れてってくださり、荷物の積み下ろしやいろんな案内、そして納経帳の手配まで全て担ってくれるんです。

昨日の最終札所21番・太龍寺へは《ロープウェイ》で行きます。その案内も添乗員さん並みにドライバーさんがやってくださいましたからねぇ。

で、今日のアイキャッチの写真は、そのロープウェイの駅で外国人お遍路さんと一緒に撮ってもらいました。

実は今回もたくさん見かけましたが、このお遍路、日本人だけではなく外国人もやってるんですよ。バスツアーの団体で来るのが中国とか台湾・韓国などのアジア系の外国人。

欧米人は個人で来て、それも《歩き遍路》をする人が多いそうです。でも、そういう人たちは88カ所全部ではく、ある程度歩いて何カ所か回って途中で終わる《体験型》のパターンが多いそうです。まあ、中にはレンタカーを手配して、自分で運転して回るなんてツワモノ外国人もいるようですが。

昨日のホテルには台湾からのお遍路ツアーの人たちが40〜50人くらい来てました。老若男女いろんな人たちがいました。日本人はやっぱり《年配者》が多いですけどね。

それで、今日3日目は大雨だったんです!というか、雨風が強く、もはや《嵐》のような天気でした。

昨夜から強い風が吹いて、雨も激しくなっていました。ホテルの部屋の窓に雨の打ちつける音がすごかったですもの。

で、もちろん朝から雨降りで、タクシーを下りて本堂まで行くだけで、傘をさしていてもビタビタです。

24番札所 最御崎寺(ほつみさきじ)山門

ここは24番札所の最御崎寺(ほつみさきじ)の雨にけむる山門の写真ですが、左のお大師様もビタビタです。

そんな中、今日の札所はどこもかなり《階段》を登って行くお寺や、坂道をくねくね登るお寺ばかりだったんです。↓↓↓

25番札所 津照寺(しんしょうじ)の長い階段

この25番札所の津照寺(しんしょうじ)の階段は、中門からもまだ続いてました。

そんな険しく厳しいお寺ばかりだったのに、ザーザー降りの雨で服も靴もビッタビタ!それにローソクや線香も風で吹き消され、火をつけられないくらいでした。その上蒸し暑く、今日のお遍路はなかなか《修行》っぽかったです。

でも、夕方近くなったら段々明るくなってきて、私たちがホテルへ早めのチェックインをする時(午後4時頃)にはあがりました。

今日は荒れた天気の中、高知県の太平洋側・表浜、土佐湾の海岸線を移動したので、海は白波が立ち、すごく迫力がありました。…さながら《東映》のオープニングの荒波のような感じでした。

大雨、長い移動距離、長い階段、長い坂道、季節はずれの蒸し暑さで、今日はドライバーさんも同行している方々も疲労困憊でした。なので早めにホテルへチェックインの手配してくれました。

今日のホテルのお風呂は《温泉》で、海に近いせいもあり《塩化物泉》でめちゃくちゃ塩っぱかったです。塩分が含まれているだけあって身体がすごく温まり、汗がひきませんでした。

ホテルの露天風呂

温泉に浸かり、美味しく夕飯もいただきました。今日も早めに寝ます。明日は晴れるとイイなぁ。

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