十善戒(じゅうぜんかい)その2

スタッフブログ

おはようございます、ペットメモリアルRinneの母です。ここで1つPRを。《大型犬のご葬儀》もペットメモリアルRinneで承ります。万一の時、また事前相談も随時受け付けておりますので、0532-25-2204までお電話ください。

はい、それから今日のアイキャッチの写真は《牛鬼(うしおに)》です。愛媛県宇和島市に古くから伝わる伝統的な郷土芸能です。魔除け・厄除けの守り神とされています。皆様の幸せをお祈りして掲示しておきます。

さて、今日も昨日に引き続き《十善戒(じゅうぜんかい)》の話を書きます。…『はあ、そんなわけのわからんような事どうでもイイんで、もう読まんとこ』と言わず読んでください。

十善戒というのは、私たちが日々生活をしていく上で心がけると良い10の項目のことです。《お遍路》を回る時に心がけとしてこの十善戒を必ず唱えます。

楽しい人生でありたい、悔いのない生涯を送りたい、穏やかに暮らしたい、そんな思いでいる方はおそらく実践していらっしゃるでしょう。

昨日は10項目のうち5つまで説明いたしました。…不殺生・不偸盗・不邪婬・不妄語・不綺語まで書きました。では、その次からいきます。

《不悪口(ふあっく)》=これは読んで字の如くで。悪口を言わないってことです。ネット社会の今、《誹謗中傷》でどれだけの人が傷ついているでしょう。ネットでは顔は見えないし匿名性が強いため言いたいことを言う風潮にあります。他人を攻撃するような言葉は悪口を通り越して《暴力》になると思います。美しい日本語を粗暴な言葉で汚すようなことは避けたいですね。

《不両舌(ふりょうぜつ)》=いわゆる二枚舌はやめましょう、という意味です。矛盾したことや嘘を言って周りを混乱させたり、人と人の仲を悪くさせたり、ねたみそねみから、適当なことを言ったり、ありもしないことをでっち上げたり、口から《でまかせ》ばかり言うようなことはやめましょう、ということです。

《不慳貪(ふけんどん)》=慳貪とは《むさぼる》こと。欲深く、自分のモノはもちろん自分のモノ、他人のモノも自分のモノ、みたいなのはやめましょう、という意味です。『お金があれば何でも手に入る』と思ったり、『これがなければ生きていけない』というようにモノに執着するのは見苦しいということですね。惜しみなく施しをするということが大切です。

《不瞋恚(ふしんに)》=瞋恚とは《怒り》のことです。怒りにまかせて怒鳴り散らす、物に当たる、暴力をふるう、最近ではこの矛先が幼児・子供に向いて《虐待》になったり、組織においては《パワハラ》《モラハラ》《セクハラ》につながったりしてます。《アンガーマネージメント》も盛んに言われています。怒りを鎮めて、にこやかに穏やかに日々過ごしたいです。

《不邪見(ふじゃけん)』=間違った考え方をしないようにということです。何事に関しても自分中心にしか考えられない、いわゆる《自己中》の人。自分は常に正しくて偉い。そして周りの人のことは『あいつはバカだ』と他人を見下す。最近そういう人が多いように思います。そういうところから無差別殺傷事件などが起こるワケです。ダイバーシティの現代、いろんな見方があります。正しい判断をしなくてはいけませんね。

と、これが十善戒です。

この中でいうと、私が1番守れないのは《不瞋恚》ですねぇ。なにかとイライラしてしまうタチなので。…特にダンナのことに関して。

怒りを抑えて温厚な人間にならないと。その他は多分大丈夫です。

皆様も日々穏やかに過ごせますように。『終わり良ければ全て良し』で良い年の瀬を迎えて、そして、素晴らしい新年を迎えないといけませんからね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました