消防団の夜まわり

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おはようございます、80kgまでの大型犬の受け入れもしている《ペットメモリアルRinne》の浅香です。

年の瀬迫ってまいりました。今日はクリスマスイブイブですわ。…しかし寒い!クリスマス寒波来てますから。ホワイトクリスマスになりそう。

♪ 垣根の垣根の曲がり角 焚き火だ焚き火だ落ち葉焚き あたろうかあたろうよ 北風ぴーぷー吹いている …童謡《たき火》です。今の若い子たちは知らないでしょうね。

そもそも最近は焚き火は禁止されてますしね。ダイオキシンの発生とか火災の原因にもなりかねませんから。

でも、愛知県犬山市にある《日本モンキーセンター》では、焚き火にあたる猿が有名です。

日本モンキーセンターの猿たち

昔、伊勢湾台風のあと、職員が流木を燃やして暖をとっていたところ、子猿が火を恐れずに近付いてきたのがきっかけとなったんですねぇ。だって本来動物は火を怖がるわけですから。で、その焚き火で焼いた《焼き芋》を奪い合って食べる姿も可愛いと評判です。

しかし、そのファーストペンギンの子猿はすごいなぁ。???ペンギン?猿?…いや、初めてチャレンジすることを《ファーストペンギン》って言うんで、それを引用しただけです。なんでも勇気を出してやってみることは大事ですよね。いや、ただ単に子猿はモノを知らず向こう見ずだったのかも。

で、焚き火で思い出したことがあります。

昔、私が子供の頃、年末になると毎晩、地域の《消防団》の人たちが『火の用心!…(チョンチョン)』って、拍子木を叩きながら大きな声で夜まわりをしていました。

年の瀬に不審火が発生してもいけないし、『マッチ1本火事の元』って言葉もあるくらいですから、火の元に気をつけてという注意喚起です。

なんか子供心に、ちょっと怖かった記憶があります。拍子木のキンキン鳴るあの高い音と『火の用心!』なんて言うおっさんの声が、しんしんと冷え込んで、シーンと静まりかえった暗闇の中から聞こえてくるのですから。さながら《赤穂浪士》の討ち入りか?って感じですもの。…『ちょっと何言ってるのかわからないんですけど』と言われそうですかね。

それが少しすると小型の消防車に乗って『カンカンカン』と鐘を鳴らしながら《夜間特別警戒》として回るのに変わりましたが、今はそんなのもないですよね。

ちょっと前にテレビドラマで《ハヤブサ消防団》というのをやっていましたが、今のご時世消防団の成り手も少ないでしょう。

冬場は空気が乾燥するため火事が起こりやすいです。焚き火は火災原因の第2位です。安易にやらないようにしましょうね。

でもさっき書いた《マッチ》なんて、今の若い子たちはわかるかなぁ?…だって、まず使わないし、ヘタしたら使い方がわからないでしょ。ライターやチャッカマンは使ったことあるかもしれないけど。

『マッチで〜す』って、鶴ちゃんのギャグでもないです。…???それこそわからんわ!って言われそう。

火災原因の第1位はタバコです。そして不審火(放火)というのも多いです。火事は一瞬にして何もかも奪ってしまいます。皆様もどうかお気をつけください。

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