雪国マウント

スタッフブログ

おはようございます、今朝も厳しい寒さ!…こんな日はこたつに入って温か〜い《ほうじ茶ラテ》でも飲みたいです。って、うちにこたつはないんですけど。

今日のアイキャッチの写真、見ていただきましたよねぇ。めちゃくちゃ寒そうでしょう?…ホントあの写真を見ているだけでガタガタ震えてきそうですわ。

雪深さもすごいですが、《氷柱(つらら)》の長さ見ました?

屋根から2階の手すりの辺りまで伸びてるんですよ!1mはありますよね。あんなのが上から落ちてきたら【凶器】になりますよ!

…と、私はすごいことのように書いていますが、実は雪国で暮らす方々は『はあ?当たり前のことなんですけど』って言いそうですよね。

テレビ番組でも『今日、都心では10cmの積雪です!』なんてやっていますが、雪国の人からすれば『10cmなんて雀の涙ほどじゃん』ってとこですよね。『私らのところじゃ1mの積雪が日常茶飯事だ。なんか大げさに報道して。何でそんなに騒ぐんだ』と思ってらっしゃるでしょう。

このことをアナウンサーの安住紳一郎さんは《雪国マウント》とつけたそうです。また、《上から目線》にひっかけて《北から目線》とも言ってたようです。

そういう《この辺では当たり前なんだけど、全国的に見るとビックリすること》って結構あちこちの地方であります。まあ、いわゆる【ケンミンショー】みたいなものです。

例えば、私は蒲郡市の出身です。蒲郡は【蒲郡みかん】の産地で、私の友だちんちも《みかん農家》をやってました。

だから、蒲郡の人は《みかん》は売るほどあるわけです(=当たり前じゃん!売ってるんだから)。商品としての価値のない小さいのとか大き過ぎるみかんは『あげるわ』と、無料でもらえます。でも、大きさや形は規格外でも味は一緒ですもの甘くて美味しいです。

みかんは1本の木で鈴なりに実がつきます。なので、あちこちでいただいて、『みかんあげるわ』と言われても、『いっぱいあるで、いらん!』なんてことも。…蒲郡の人間は《みかんはお金を出して買うものじゃない。もらうもの》と思っています。注) もちろんそうでない人もいます!

この話を全国の人が読んだら『へえ、羨ましい。私、みかん大好きなんでスーパーでよく買うのに』って言う人もいますよね。

最初に私が『こんな寒い日は、こたつに入ってほうじ茶ラテを…』って書きましたが、普通《こたつでみかん》じゃないですか?…でも私は、みかんは食べあきているから『いらん!』。

もう1つ。私は小さい頃、天ぷらを味噌汁の中に入れて浸して食べてました。うちでは当たり前の食べ方です。前の日の晩ご飯で天ぷらをやって、残ったのを翌日の朝、味噌汁に入れて、衣がふにゃふにゃにふやけたのをあえて食べるんです。

『ええ!そんなことしたら味噌汁が油ぎってギトギトになるし、衣がふやけた天ぷらなんてまずいじゃん』って思うでしょう。違うんですよ、これが結構美味しいんです。注) これも、あくまでも私の感想です。多分『まずい!』って思う人もあると思います。

そんな感じで、自分では当たり前と思っていることが、他人からすると《ヘン》っていうことありますよね。

【個性】としてとらえるか、はたまた【変人】とされてしまうかはわかりませんが、それもまたおもしろいですよね。さあ、今日もへんなおばちゃんは仕事します。

コメント

タイトルとURLをコピーしました