高野山

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おはようございます、今朝も元気に走って散歩する《すばる(うちの柴犬)》に『あんた、寒くないの?』と問いかける浅香裕子です。ホント犬は元気いっぱいです。

昨日の朝刊に、和歌山県にある【高野山】の《金剛峯寺》主催で《托鉢(たくはつ)》の寒行が行われたと載っていました。

高野山は標高1,000mの位置にあるので、めちゃくちゃ寒いです。そんの中で托鉢の修行は大変ですよ…手足の感覚がなくなること間違いない。私がもし『やれ』と言われたら、袈裟の中はおそらくヒートテックの極暖を重ね着して、使い捨てカイロをベタベタに貼っていると思います。でなかったら寒くて死んじゃいますって!

高野山といえば、四国霊場88ヶ所巡りのお遍路さんが最後に高野山の《奥の院》へお礼参りにいくことで知られています。

高野山の奥の院には今でも弘法大師様が変わらぬお姿でおられると言われているのです。だから僧侶が毎日奥の院の【弘法大師御廟(ごびょう)】まで《食事》を運ぶんですよ。

そして、この奥の院の参道には約20万基を超える墓石や供養塔があります。それは戦国武将や名のある大名が祀られています。私が行った時、信玄餅で有名な《武田信玄》や、暴れん坊将軍で有名な《徳川吉宗》や、《石田三成》のお墓がすぐにわかる所にありました。

そういえは、参道の途中に【姿見の井戸】というのがあります。↓↓↓

ご覧の通り井戸なんですけど、上から覗いてみて自分の姿が映っていなかったら3年以内に亡くなるといわれている怖い井戸です!…私が行った時は2016年でした。その時覗いたら見えたので、とりあえず今日まで生きてます。あれ、この写真、拡大して見ると私の姿映ってないじゃないですか!↓↓↓

そして、【みろく石】のお堂というのもありまして、格子から片手を入れて、自分の願いを唱えながら石を持ち上げて奥の段へ乗せます。叶えられる願いであれば、石は軽く感じて持ち上がるそうです。…私もやってみましたが、いやいや結構重かったですよ!

私が高野山へ行ったのは、《宿坊》で泊まりたかったからです。その時は【一乗院】という宿坊でお世話になりました。朝夕の食事はもちろん《精進料理》でしたが、素材の味を大切にした薄味で、品数が多く大変美味しかったです!

宿坊では、夜は心を落ち着かせて《写経》をし、朝は6時30分から《朝の勤行》=お勤め、に参加しました。その後《阿字観》も体験しました。阿字観というのは《座禅》のようなもので、早い話しが《瞑想》の時間です。己と向き合い、反省と感謝の念を込め、深い呼吸をして自分を見つめ直す静かな時間です。

高野山、なかなか身の引き締まる思いになります!

あっ、そうそう、最後に、大門近くに【つくも食堂】という飲食店があり、そこの《釜飯》は絶品でした!…こらこら、身の引き締まる思い、とか言っておきながら結局最後は食べ物の話しかーい。

あ〜コロナが落ち着いたら、もう一度高野山へ行って宿坊に泊まり心身ともに清めてきたいです。…あっ!井戸を覗いて確認してこなくっちゃね。

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