シニア割引

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おはようございます、ペットメモリアルRinneの母です。

私は1960年=昭和35年生まれです。今年、誕生日が来ると62歳になります。この昭和35年という年は、天皇陛下がお生まれになった年で。タカラの《ダッコちゃん》が大人気となりバカ売れしました。

橋幸夫さんの《潮来笠》が流行りました。…『♪ 潮来の伊太郎 ちょっと見なれば〜』って歌です。…この歌、《ザ・ぼんち》のおさむちゃんの歌じゃないですよ。あっ、そうか、ザ・ぼんちすら知らない人もいるわけだ。

他には藤島桓夫さんの《月の法善寺横丁》『♪ 包丁一本 晒しに巻いて 旅へ出るのも 板場の修行』って歌です。私はこの歌は知っていて、のちに大阪の法善寺横丁へ実際に行って『はあ〜ここなんだぁ』と、苔だらけの水掛不動尊を見て驚きました。まあ、若い人はこれらの歌は『ええ?全く聞いたことなーい』でしょうが。

そんな《還暦》を過ぎた私たちに嬉しいサービスが増えてきています。そう《シニア割引》がいろんなところであります。

60歳以上の人は入場料が少し安くなるとか、飲食代の割引をしてもらえるとか、その他にもいろんな適応があります。これは当事者の私たちには大変嬉しくありがたいことなのですが、逆にいえばそうやって《いたわって》もらう年齢なのか…と、複雑な気もします。

一般的に《60歳定年制》というのが日本では根付いていますが、今は段々この年齢を引き延ばしてもイイのではと言われています。人生100年時代を迎えている今の世の中で60歳でリタイアでは早過ぎます。実際に《健康寿命=健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間》も、男性72.68歳、女性75.38歳で、これも年々上がっています。

だから、『まだまだ働けるよ』とか『社会の役に立ちたい』という人はたくさんいて、自分の生きがいのためにも仕事を続けている人は多いです。そうなれば多少は収入もあるので、生活もそんなに困ることはないと思います。が、いろんな特典を受けられるってのはありがたいです。

しかし昨日、福祉のボランティアをされているお寺のご住職からお話をうかがったのですが、今は身寄りのない独居老人が多く、そういう方が孤独死をされ《無縁仏》として供養をするそうなのですが、ひと月に12〜13人もいるそうです。中には老人ではなく、まだ30代とか40代の若い人もいて、そういう人はホームレスに憧れて自らそうしているという実情を聞いてびっくりしました。…誰とも関わりたくない、別に毎日食べられなくても構わない、何もしたくない、そういう願望で単独ホームレスになるんだそうです。

貧富の差があまりにも大きいです。

となるとそこに付随するペットにもそれが言えます。ペットにいくらお金をかけてもイイ!と思っている飼い主さんは、高級なフードを買って、トリミングにもちゃんと連れて行きいつもきれいにし、可愛い洋服も着せて、医療費もかけて健康にも気をつけてあげてます。

かたや保護犬・保護猫となり、最悪は《殺処分》になってしまう子もいます。

人間も動物も、弱者をいたわってあげられる世の中になって欲しいものです。

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