なげかわしい世の中です

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おはようございます、ペットメモリアルRinneの浅香です。朝の犬散歩は寒くてなかなかツラいです。まるで《寒修行》のようですわ。もう完全防備で行きます。

一昨日の日曜日に《ナゴヤドーム=バンテリンドーム》へ行った話はブログに書きましたよね。《わんにゃんドーム》というイベントに行った話です。

今日はそのわんにゃんは置いといて、ナゴヤドームまで行く途中での出来事を書きます。

朝、豊橋駅から名鉄電車に乗り金山駅まで行き、そこで地下鉄名城線に乗り換えてナゴヤドーム前矢田まで行きました。

地下鉄に乗った時、混雑していたので車両の中ほどまで入って行こうとしました。すると、ただでさえ混んでいて通路が狭くなっているのに、膝をピーンと伸ばして、両脚を開いて前に投げ出して座っている若い(20代だと思われる)女性がいました。…彼女はもちろんスマホを見ていて周りの状況なんか把握していません。

うちの主人はその女性の脚に引っかかりそうになりましたし、私もそれを見て『脚を引っ込めてくれればイイのに…』と思いました。

そうしたら、その女性の横に座っていた、私と同年齢くらいの男性が、見るに見かねて『脚、引っ込めたら』というようなことを言ったんです(マスクをしてみえたので、はっきりした言葉はよく聞こえなかったのですが)。

最初、その光景を見た時は『あ〜お父さんが娘に注意したわ』と思いました。

が、それは違っていたんです!

そう言われた途端、女性は注意した男性に向かって『はあ〜?脚が痛いんだけど』とひと言。

すかさず次の瞬間『別にイイですけどね、私は。でも、そうやって余計なこと言って、なんかされても知りませんからね』と言い放ちました。

男性はその言い草にびっくり!

反対の横に座っていたのは奥さんだと思われる女性で、その人と顔を見合わせて《おやおや、逆ギレされて、逆に説教されちゃったよ》みたいな感じで失笑していました。

吊り革につかまって前で立っていた私も《ちょっと、その言い草はないですよねぇ》というような顔で目を丸くしてその男性に賛同しました。

男性と奥さんと私は《はあ〜世も末だ》と言うようなあきれた表情で軽くうなずいて、その後様子を見て乗っていました。

次の駅でも、その次の駅でも、乗客は彼女の脚につっかかりそうになりながらまたいで奥へと入って行きます。…って、別にそんなに長い脚でもなかったですが、でも邪魔でした。荷物までドンと床に置いていましたし。

私は、『この娘、脚が痛いって言ってたけど、膝を曲げることができないくらい痛いワケ?特にサポーターを着けてるようでもないけど』と思って見てました。ミニスカートに黒タイツの、いかにも若い子にありがちな服装でした。

栄駅に着いた途端、伸ばしていた膝をグッと曲げて立ち上がり、スタスタとなにくわぬ顔をして歩いて降りて行きました。…ひと言注意した男性と奥さんも栄駅で降りました。

『あれ?《脚が痛いんだけど》ってのはなんだったの?全然なんともない感じじゃん!』と腹がたちました。結局男性に注意されたことがイヤだったんでしょうか。

はたから見たらなんともない感じでしたが、もし本当に脚が痛かったり不自由なようでしたら《ヘルプマーク》を付けて、周りに理解してもらうようにしないといけませんよね。…今日のアイキャッチの写真のマークです。

でも彼女は何も付けていませんでしたし、本当にさっさと歩いて電車を降りて行きました。

突然言われたことにカチンときたのかもしれませんが、ちゃんとした大人であれば『すみません、ご迷惑をかけて。実は私、脚が痛くて曲がらないんですよ』と言えば済むことです。

今の世の中、ちょっとおかしくなってきてるような気がするのは私だけでしょうか?…誰にでも優しくできる気持ちが持てる社会であって欲しいものです。

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